ディスポーザーは金食い虫 その2 | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

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破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

今回は、ディスポーザ専用処理槽の配管工事についてです。

築10年程度のとある大型マンションで、「専用処理槽の設備配管が腐食してきているのでステンレス配管に交換をしてください。金額は○百万円です。」と管理会社のフロント担当者から提案があった。

その見積が当社担当者の手元にわたり、内容について精査をすることに。

当社担当者もディスポーザ専用処理槽について専門家はひとりもいなく、ひとまず状況把握に現地を見に行くことに。

担当者も右も左もわからない処理槽素人であるがゆえに一生懸命で、地下にある処理槽にマンホールから入って、その説明を受ける為に、作業着に着替えてメーカーの担当者と入って、説明を受けているあいだに、フロント担当者と理事は集会室で待機。

メーカー担当者と、当社担当者と2人きりになって、現地の説明を受けながら会話をしていると、当社担当者は「なんでこんなに高いステンレス配管なの?」と聞くと、「塩ビ配管の方がオススメですよ」と。

よくよく問いただしてみると、見積書は3つの工法で提案してあり、ステンレス配管以外も可能だと。

しかし、管理組合には最高値のステンレス配管でしか見積書が提出されていなく、残りの2つの広報はフロント担当者が隠していたということが判明。

なんで、こんなことになったのかと考えると、管理会社は工事業者とペイバックの関係にあり、ほとんどのケースではパーセントでマージンを受け取る仕組みになっている。

従って、工事金額に準じて手数料が決まるので、工事金額が高いほうが都合がいいのが管理会社なのである。

とくに、当社が入って、管理委託費を大幅に削減して、管理の品質を大幅に向上させてしまっているので、利益率が大幅に落ちてしまった物件だっただろう。

きっと、担当者は上席者から利益を追求されて、やすい2種類の見積書は隠し持ち、高い工事の提案しか管理組合に提出しなかったのだろう。

こんな、管理会社ばかりじゃなければいいのだが・・・