ディスポーザー処理槽は金食い虫 | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

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破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

最近、ディスポーザが新築当初設置されているマンションを多く見かけます。

ディスポーザとは台所のシンク(→流し台)の下に設置し、水と一緒に生ゴミを流し粉砕させ、下水道に流下させる仕組みの装置です。

実は食器洗浄機などと違って、ディスポーザ単体ではホームセンターなどで販売されることはありません。

なぜなら、単純に粉砕した生ゴミを水と一緒に排水管に流すことはできず、ディスポーザ専用処理槽(ディスポーザ排水処理システム)を通して、排水管に流さなければならない装置なのです。

この、専用処理槽というのが、一部のマンションで問題となってきています。

先日も、とある管理組合において、ディスポーザと専用処理槽のメーカー担当者が管理組合にやってきて「貯水槽に汚泥が溜まってきているので、引き抜きに○○万円必要です」という説明に。

そこに、たまたま私が居合わせ「なんで、築5年も経ってないのに、こんな費用をかけて、汚泥を引き抜かなければならないのか?これからも、当管理組合は定期的に汚泥を引き抜いていかなければいけないのか?汚泥の処理槽が目的で設置されているのに、定期的に汚泥を引き抜くのでは意味がないのでは?」という質問に担当者は、明確な回答ができずに、加えて「他の物件では5年未満の周期で汚泥引き抜きを定期的にやっているのか?」という問いに対して、驚いたことに「そこまでやっているところは見たことありません」と回答。

これで、それまで「数十万円かけて処理をしなければ」という理事会の空気が一転し、「なんで、組合負担でそんなことをしなければならないのか?」という空気に。

実は、それ以外に、根掘り葉掘り聞いてみると、設備配管の改修工事提案なども提出されていて、いいカモにされていた。

機械式駐車場と同様に「金食い虫」に仕立てていた実態が。素人相手に許せないと思った。

みなさんもご注意を!!!