5月5日、子供の日、東京ドームで長嶋茂雄さんと松井秀喜さんが「国民栄誉賞」を受賞された式典をテレビで見た。
本来、国民栄誉賞は首相官邸で渡されるという。
しかし、この二人にとって、これほどふさわしい場所もないな!と思った。
私は受賞式と始球式という一連の式祭を見て、感動もさることながら「幸せな感じ」を受けた。
「バッター長嶋茂雄 背番号3、ピッチャー松井秀樹 背番号55、キャッチャー原辰徳 審判安倍晋三」素晴らしいアナウンスに鳥肌が立った。
高度成長期の初期、野球少年は、日本中にいた。
小学校時代、学校から帰ってくると、カバンを放り投げ、グローブとバットをもって、広場に集合が日課となり、小学校の友達と毎日ボールを追いかけた。
日本の男の子にとってプロ野球の大衆化の時代に、長嶋さんや王さんはあこがれのスターだった。
その長嶋さんは、脳梗塞に襲われ、しかし、半身不自由になりながらも、超人的なリハビリであそこまで元気になられ、背筋を伸ばされた凛とした姿でグラウンドに立つ姿はやはり絵になる、同じ病魔に侵された全国の人々にどれだけ元気を与えただろうか?
王さんもまた大病に侵され克服された。
そのONが抱擁する姿に思わず涙してしまった。
松井さんのスピーチも素晴らしかった。
長嶋さんとの師弟愛も感じるし、王さん、衣笠さんに対する敬意をその場で話せるスピーチ力も素晴らしい。
一番感じたことは、松井のスピーチをする力に感心した。「伝える技術」「伝える心」そして、その手前で「感動する力」「感じる力」「考える力」などなど、松井の偉大さを改めて認識した。
彼はまだ38歳、10年後、10年後にどんな指導者になっているのだろうか?
清々しい1日だった。