工事の緊急性を理解しよう | マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

マンション管理組合コンサルタント ㈱CIP須藤桂一の日記

破綻する長期修繕計画の改善、マンション管理委託品質向上や大規模修繕工事のムダやムラを適正化する管理組合コンサルタントをしています。

マンションの築年数が古くなると、管理会社から様々な修繕の提案が上がってきます。

「機械式駐車場部品の対応年数がきた。」「埋設管からどうやら漏水しているらしい。」「鉄部がさびてきた。」「ポンプのオーバーホールの時期来た。」・・・・などなど。

これら提案の工事を全て実施していると、修繕積立金がすぐに枯渇します。

そこで、工事発注には、緊急性の工事があるかどうかの判断が大切です。

ライフラインに関わり、日常生活に支障があるようであれば、当然緊急性は最高に高いので、管理会社などに、業者のやりたい値段で発注をする以外に選択肢はないのですが、そうでないものは、しっかりと、今回の工事を発注するべきか?工法は適正なのか?工事範囲は正しいのか?価格が適正なのか?見極める必要性があります。

1日や1時間を争うものでなければ、しっかりと競争原理を働かせ、コスト削減をしていくことを、まずは心がけましょう。

管理会社から提出された見積書は、正しく競争原理を働かせれば3割程度は下がると思って取り組んでください。

つまり、工事の額が3万円であれば、管理会社におまかせでいいのですが、100万円の工事だと、3割削減できれば、30万円と大きな額になりますので、管理会社におまかせで依頼するのには問題があります。

つまり、緊急性のある工事は、ある程度管理会社におまかせになることは致し方ないとして、緊急性のない、桁の大きな工事には、しっかりと時間を重ね、調査や競争原理を働かせて取り組む必要があります。