白い花は白く咲けばいい。
赤い花は赤く咲けばいい。
それで十分綺麗なんだから。
色んな色に染まらなくても、
自分の色のまま咲けばいいんだよ。
先日、すこーし、紅葉が目に入りました。
緑、黄、橙、赤、茶、
こういう色が混じり合った光景は、
太陽と青空の中で映えて、
とてもきれいでした。
ふと視線を戻すと、
その紅葉の中に、
濃い緑が混じり始めるところが…
ちょっと違和感を感じました。
正体は杉です。
この時期でも、濃い緑なのです。
私には、せっかくの紅葉を
邪魔しているかのように見える杉。
しかし、杉は、
紅葉の仲間入りは出来ない。
そんなことは杉も気にしていない。
ただ、冬になって、
杉に雪が降り積もっている景色は、
紅葉とは違った、美しさがあります。
杉は、自分が美しく見える時期まで待つ。
ほかの色に染まることもない。
今、自分自身に
違和感を感じている人間も、
それが問題にならなくなる時期が
きっと来ることでしょう。