みなさん、栗城史多(くりき のぶかず)さんをご存知でしょうか?
標高8,000m「生死をかける」まさにこの言葉が現実味をおびる世界です。
ソロ・アルピニストの栗城さんに久しぶりにお会いしました。
北海道出身、現在27歳、身長162センチ、
体重60キロ、甘いマスク、
この若者のどこに「神の棲む場所」に向かわせるほどの能力があるのだろうと、
正直思ってしまうぐらい普通の青年です。
04年、冒険家の植村直己さんが亡くなったマッキンリー(6194m)を皮切りに、
05年には南米のアコンカグラ(6962m)、欧のエルブルース(5642m)、
アフリカのキリマンジャロ(5895m)と立て続けに制覇、
06年にはニューギニアのカルステンツ・ピラミッド(4884m)、
07年は南極ビンソンマシフとヒマラヤのチョ・オユー(8201m)、
08年マナスル(8163m)、09年同じくヒマラヤのダウラギリ(8167m)に
単独・無酸素での登頂に成功しています。
たった、6年ほどの間に世界の登山家たちが目指す
名だたる9つの頂に一人で立ったのである。
それも、最初のマッキンリーは自身初の海外旅行であったというくらい、
それまでは登山に無縁の若者だったというから、驚きを通り越してしまう。
そして昨年8月には満を持しての「大地の母神」といわれるエベレスト(8848m)へ、
が、世界最高峰は簡単にはその頂へ招き入れてくれなかった。
今年もエベレストに単独・無酸素登頂に挑戦をする予定ですが、
同時に、自ら撮影した風景のインターネット生放送にも挑戦します。
彼はニコニコしながら話をしてくれました。
▼登頂していて一番感動するときは?・・・頂の2m手前です。
▼一番怖いと思うときは?・・・下山するときです。
(死亡事故の70%は下山中だそうです)
▼高山病対策は?・・・気合いで直します!(えっ?)
▼嫌いな場所は?・・・寒いところでーす(うそー?)
彼が何故これほどの快挙を成し遂げられるのか?
彼は即座に「感謝」と「夢」といった。
どんな辛く厳しい状況に追い込まれても、
すべてに感謝しそれを受け入れること。
そして「夢」を語ることで、
自分の周りにもその夢が伝わり、
大きな力になる。
「夢」を持ち続けていれば、
失敗も後悔も存在しないと。
現在「夢」の続きのために、
エベレストへ再挑戦のための雌伏期間中だそうです。
人生の目標は?…「生きること、生き続けていくことです」と。
私たち零細企業も、この「生きること、生き続けていくこと」が
難しい時代となりました。
しかし、だからこそ私たちひとりひとりが、
行き続けていくこと、すべてに「感謝」し、
そして「夢」を語り続けていくことが、
自分自身だけでなく
会社も生き続けさせる最良の手段なのかもしれません。
栗城史多さんの公式サイトは、http://kurikiyama.jp/ です。