先日のゴールデンウィークの後半に友人が購入した2014年型のスバル・フォレスターで高速道路から下道まで運転させてもらったので、勝手にインプレさせていただくことになった(^^)
今回乗ったフォレスターはノンターボのモデルだったので、型式はDBA-SJ5となる。簡単にスペックを書くと、エンジンは水平対向４気筒２リッターで148馬力・20kg/mの性能に対し、車重はドライで1.5t程度。使用ガソリンは安心のレギュラーだ。駆動方式は通常フロントのエンジンで後輪を駆動するが、Xモードのボタンを押すとAWDになり、不整地での走行性能と燃費性能を両立させている。トランスミッションは、6速のパドルシフトモードにも機能が切り替えることのできるCVT、リニアトロニックだ。以上が簡単に書かせてもらった性能なんだけど、実際乗ってみての感想はどんなものなんだろう？良い点と悪い点に分けて書かせてもらおうかと思う(゜-゜)
良い点
静粛性：これは予想以上に良い。先代のレガシィ(2リッターターボ)に乗ったときの感想からスバル車って静かなイメージが無かったんだけど、結構静かで車体の剛性が高いのか、きしみ音もまったく無かった。乗り比べれてないのが残念だけど、ターボが無いから静かだったりするんだろうか？フロントガラスも寝ているから、風きり音も少ない。エンジン回転数は高速で100km/h巡航時で1900rpmぐらいなので、それも静粛性に寄与してるんだと思う。
乗り心地：ふわふわしていないのに乗り心地がいい、乗り心地がいいのにそこそこ飛ばせる足回りといった感じ。路面の凹凸や小さな段差のショックは伝わってきても角が丸められている。背が高い車って横転を防止するためにサスが硬められてることが多いんだけど、やわらかさと踏ん張りのバランスが良かった。これは好みの差もあるんだろうけど、17クラウンに乗ってる自分でさえいい足回りだと思った。ターボの方は足回りのセッティングは異なるんだろうか？異なっているとすれば、これよりかは硬めに<なってるだろうね。
パドルシフト：F1マシンと同じ右のパドルでシフトアップ、左のパドルでシフトダウンで、6速まである。ギアを低めにするとエンブレも効かせられる。レーサー気分で飛ばしたいときにはもってこいのギミックで、最初は怖いかも知れないけれど、慣れれば楽しめるはず。ただし、このギミック、普段はまったく必要なし(笑)
室内空間：広くて快適、荷物もいっぱい積める。背の高い自分(177cm)でも後席の広さは十分♪
Xモード：これで不整地を走ってる時のドライバーの様子はとても楽しそうだった!(^^)!
トランスミッション：リニアトロニックって呼ばれてるCVTで、たとえばアクセル全開時にクラッチが滑っているような感覚といったネガな部分が無かった。自分としては好みのセッティング。
アイサイト：これはめちゃくちゃいい！それに連動したクルーズコントロールもついてるんだけど、高速道路での運転をかなり楽にしてくれる。車間距離は三段階から選択可能、巡航速度は最大114km/hで5km/hごとに設定可能。車間が詰まれば自動に減速、開けば勝手に加速してくれる。ちなみに、アイサイトは飛び出してきた猫にもきちんと反応したみたい。スバル車を買うなら必ず付けておきたい機能(^^)/
悪い点。無いといえば無い。でも、ここはあえて厳しい視点で書こうと思う(^_^;)
加速性能：装備重量で1800kgに迫る車体に2リッター・ノーマルアスピレーションエンジンは、やや力不足感がある。でも、CVTのおかげか滑らかに加速してくれる。それに、力不足感を感じるのは自分が普段はバイクとか排気量の大きなセダンに乗ってるからかもしれない。だから、普通に乗ると不満は感じないと思う(^^)v
内装：そもそもスバル車は内装が良くないと言われてる。このフォレスターの場合、たとえばダッシュボードはシボ加工がされたやわらかい素材(ウレタン？)で造られてるんだけど、なぜか硬そうなプラスチック製の素材に見えてしまったり、アルミ風の加工がされたプラスチック製のパーツが、その努力にも関わらず、やっぱりプラスチックに見えてしまったりする。内装はすべてのクルマからみた平均で考えると悪くは無いんだけど、全体としてのパッケージがとても良いだけに残念に感じてしまうかな(；一_一)
総評
このクルマは買いか？と聞かれたら、間違いなくそうだと答える。値引き後の価格だけど、ナビ等の装備がいろいろ付いてて300万円以下なんだから、お買い得感がある。それに、乗ってみると価格以上の価値があるのがわかるし、乗ればあなたの口角が勝手に上がってくるようなクルマだと思う。SUVってジャンルに関わらず、これはオススメのクルマだと思う(*^^)v
以上は、あくまでも自分自身の感想です。参考にしていただけると、とてもうれしいですが、もし本当に購入等を考えられているようでしたら、ご自身の五感でぜひとも体験し、ご確認ください(ツ)/