心臓が停止しても30分くらいは、手のひらの上で
なんとか戻ってきて!!とさすったりして刺激を与えていたのですが、
人間でも心肺停止して30分経つと厳しいと聞くし、
もうハムスターの寿命をとうに超えてがんばってたので
よくがんばったね。と…
まぶたを閉じさせて、タオルハンカチでくるんでお布団かわりにして、
私のベッドの枕元に寝かせて、少し一緒に寝ました。
いつのまにか、ショコラさんの両前足は「く」の字になってきて、
だんだん死後硬直していくのがわかりました。
内臓もところどころ黒ずんできています。
被毛が半分くらいしか残ってないので、皮膚からどんどん冷えていくようです。
しばらく経つと、
ショコラさんが痒くて自分でひっかいて、かさぶたになっているところから
体液もしみでてきて、ティッシュとタオルハンカチも部分的に濡れてました。
棺かわりに、粉末スープの空箱に亡骸を入れていたのですが、
コットンパフの空き箱に入れ替え、ベッドのようにコットンパフを敷き詰め、
寝床用のわたも周りに置いて、亡骸が動かないようにしました。
お通夜のように、ショコラさんの枕元にエサとかぼ種をいくつかおき、
お水とゼリー、回し車を脇に置いて、一晩寝ました。
そのあいだ、ネットでペットの埋葬についてリサーチ&検討。
いままでは亡くなったハムスターの遺骸を近くの公園に埋めてましたが、
個人の庭などに埋葬するのはその所有者の自由ですが、
公園や野山では違法行為になるとのこと。
都内のペット霊園や火葬について、
または、プランターに埋葬して手元に置く・・・
プランター葬(ドワーフハムスターなど小動物は比較的可能)などを
調べましたが、
在住区のHPで、ペットの遺体を引き取って合同で火葬し、
隣の県にあるペット霊園にある慰霊碑に埋葬してくれると掲載されていたので、
電話で問い合わせして、自分でショコラさんの亡骸を預けにいってきました。
電話で対応してくれた職員の男性がとにかく親身になってくれる方で、
「ワンちゃん、ネコちゃんどちらですか?」と聞かれて、
「うちのは、ハムスターです」と言ったら
窓口で受け付けてくれた時には
「それじゃ、ハムスターちゃんをお預かりしますね」て、
ハムスターにも「ちゃん」づけで丁寧な対応してくれましてね。
事前に質問してた埋葬されるペット霊園のリーフレットも渡してくれて、
きちんと説明もしてくれました。
おまかせしても大丈夫そうだと思えました。
よく行くテニスコートのそばにも、
結構有名で規模の大きい動物霊園があって、
民間で依頼すると、最低でも1万円以上かかってしまうし、
その場合も、合同で火葬すると遺骨は返って来ません。
慰霊碑にお参りするのも、それほど頻繁に行けないだろうし、
めちゃ遠いけど、隣の県の大きなペット霊園で
みんなといっしょに埋葬されて寂しくないだろうということで、
区の機関にお願いすることにしました。