F1イタリアGP・驚愕のフェラーリ | Sound@Cinema

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伝統のコースで第16戦が開催されました。

モンツァは、長い直線をシケインで結んだ、

屈指のパワーサーキット。今年度は路面

改修もされ今迄のデータが無いに等しいので

何か起こると面白いのですが?

 

 

 

 

予選も含め、決勝でも圧倒的なペースで

他の追随を許さぬマクラーレン。

ポールシッターのノリスは出足でセカンド

のピアストリに出し抜かれましたが、

盤石のワンツー体制でレースは周回を

重ねて行きます。

 

 

 

 

モンツァが余り得意では無い角田は踏んだり

蹴ったり、今レースに至ってはミサイル化した

ヒュルケンベルグに突っ込まれサイドポンツー

を壊してリタイヤに陥れられました。

 

同僚のケビンも様々なアクシデントにより

累積ペナルティポイント超過により次レース

は出場出来なくなりました。ハースが中段

から下位に掛けて引っ掻き回した感じでした。

 

 

 

その間にもグングン逃げるマクラーレンですが

タイヤ摩耗は激しく2ストップ戦略を取るも、

首位のピアストリと2位のノリス共々に優勝

の二文字を得る為に、互いに競ってしまって

想定以上にタイヤを使ってしまいました。

 

 

 

 

それを見てなのか?そもそもそうだったのか?

不明ですがフェラーリはワンストップ戦略を敢行。

 

マクラーレン2台が2回目ピットストップの間

に3位のルクレールが首位に躍り出ます。

 

 

 

 

フェラーリが築いたリードは10秒以上、首位の

ルクレールが逃げる間、その後に付けたサインツ

が粘りのブロックでマクラーレンを抑えると・・・

 

 

 

 

2台のマクラーレンを抑えたサインツは4位に

沈みますが、ルクレールは逃げ切りに成功し

3秒差迄詰められましたが悠々の優勝!!!!

 

戦略でフェラーリが勝つ事など有り得ないと

思ってましたし、タイヤの持ちが良くないと

言う印象の元でこの勝利は意外も意外(笑)

 

全く信用出来ない跳馬が地元で大殊勲です。

これには大分興奮しました。

 

王者フェルスタッペンを抱えるレッドブル

は6位が精一杯で勢力図の変化がレースを

非常に面白くしてくれました。

 

 

 

 

ティフォシの熱狂は最高潮でイタリア全土が

跳馬フェラーリの優勝に揺れました。羨ましい

限りで日本にもこのレース文化が根ざして欲しい。

 

 

 

 

故郷のモナコでも勝ち、お膝元のイタリアでも

勝ったルクレールのこの2勝の価値は本当にでかい。

 

対照的に憮然としているマクラーレンの二人が

かなり印象的でした。おそらくはフェラーリの

たまたまの賭けが有り得ない程ハマったんだと

は思いますが、勝ちの慎重さが欠けたマクラーレン

の慢心さが仇となった貴重な一戦でした。

 

まじで本当に面白かったですよ!!

これだからF1は堪りませんね(笑)