リー・ダニエルが撮り上げたホラー映画でした。
家庭内に様々な問題を抱えた家族が
引っ越してきた先の家は”いわく付き”
の家で小さな子供を通して悪霊が憑き
家庭が滅茶苦茶になって行きます。
とまぁ、良くある筋書なんですが、
リー・ダニエルが監督という事で
人物への掘り下げが深く、単純な
ホラーでは無く、黒人そのものが
抱えている物や貧困にまでも丁寧
に描かれています。
実話ベースというという事であり、
此処を掘り下げるのは悪い事では
無いんですが、余りに出来が良過ぎて
ホラー要素が霞んでしまいました。
逆のパターンはいくつも見た事が
有るんですが、ベースが良過ぎて
根幹のバランスが狂うのは初めて
見ました。
まぁ逆に俺にこういう企画持ち込んでも
こういう風にしかならないよ!と
リー・ダニエルのどや顔が浮かびます。
しかし彼痩せましたねぇ、、、大丈夫か?