ハンニバル・ライジング | Sound@Cinema

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映画の音響技術評価などをプロ目線で、車系もたまにw
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前3部作のヒットを受け、原作者のトマス・ハリス

自らが脚本を書き上げた”ハンニバル・レクター”の

前日譚となります。

 

如何にしてあの天才的な狂人が生み出されたのか?

がテーマで御座います。

 

 

 

 

話は戦時中に遡り、リトアニアに住んでいた

時分に爆撃にて両親を失い、その後敗残兵に

蹂躙された少年時代の日々が描かれます。

 

 

 

 

命からがら生き延びたハンニバルはフランス

の親戚筋に身を寄せ、未亡人となった日系の

レディ・ムラサキ(コン・リー)と生活を共

に始め、和の心や精神を学びます。

 

その後、医学生となって人体に対する知識を

得ると、幼少時に自分と妹を貶めた奴らに

怒りの復讐を可能な限り残虐な方法で進めます。

 

 

 

 

一味の末端を捕まえては拷問で吐かせ、

結局はぶっ殺すを繰り返す様は狂気そのもの。

 

 

 

 

超二枚目のハンニバル(ギャスパー・ウルエル)

の顔は血飛沫に塗れ嬉々としておりました。

 

大雑把にこんな流れです。

 

おそらく一度観ていますが、ほぼ記憶が無いです。

コン・リーの顔を見て、確か見た覚えが?ってな

程度で断片的な画は浮かんで来ますが全くです・・・

 

まぁ置いといて、ソコソコの力作感は漂いますが

脚本のバランスが悪いのか?編集で著しく削除

したのか異様にペース配分が悪いですねぇ。

 

雰囲気も流れもシーン毎に切り取ってみれば

中々の出来具合なんですが、妙に冗長な部分が

あったり、驚くべき程端折った後半など実に

バランスがよろしくないんですよねぇ。

 

勿体ないとしか言いようがないですわ。

 

と、思いきやDVD版に9分延長した完全版

ってのがあるらしのですが、アマゾンにHD

画質の物が上がっていたので手っ取り早く

こちらを鑑賞してしまいました・・・

省かれた9分にバランスを保つ何かがあるかな?

 

まずはDVDを探そう、どっかにあるはず!