フィリオサの苦戦 | Sound@Cinema

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映画の音響技術評価などをプロ目線で、車系もたまにw
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日本では公開2週経過しましたが、全米は

3週目。どうも想定外な数字な様で膨大な

製作費を賄うにはデス・ロードの際よりも

大変なことになりそうです。

 

 

 

 

BOX OFFICEの数字なんですが、同時公開だった

ガーフィールドというアニメに次いでいます。

 

しかも前作デス・ロードの数字よりも大分

悪く2週目に突入で更に落としています。

 

各報道で色々と分析記事が出ていましたが、

 

1,コアな内容であって一般受けはしない。

2,R指定が為にプラス料金が否定された。

3,フェミニズム路線と思われ敬遠された。

4,前作が単に奇跡的だったに過ぎない。

 

評価云々以前にまず足を運ぶか否か

という選択の段階なので私は1じゃないか?

と思っています。世界的にも同様に思わしい

数字では無いので、要はこの手の作品は一部

のコア層にしか受けないんですよね。

 

無論の事、ファン層は様々な論調の上に、

良し悪しを沢山出してくるので評価サイト

などは大賑わいですが、大方の人には

関心の無い作品なんでしょう。

 

まぁこの辺は想定の上ではあるんですが、

やはり相当に膨らんだ予算を回収せねば、

次作で完結の予定のマッドマックスシリーズ

の製作が頓挫してしまい、打ち止めの恐れが

無いとは言えないでしょう。

 

おそらくは今後の2次利用、3次利用で

ギリギリの回収か微赤字となるんでしょうが

物価高騰もあり、製作のセイフティさも

求められる中で今以上の予算投入は難しい

ので、どんな物語にしアクションシーンも

相当に工夫しないと現状の様な大風呂敷を

広げるのは困難かなと思われます。

 

そこを超えていくのがジョージ・ミラー

だとは信じていますがね!