待ちに待った東北660の2024シーズン開幕！
※3/24の出来事ですが掲載都合で本日の記事
この大会競技に対し、延々と準備を重ねて
来ただけに今日はとても楽しみでした。
チームエントリーとしては2車種を用意し、
まずは”ターボGP”というスプリントカテゴリー
にカプチーノを駆るのは例によって松山君。
シーズンオフは旧車特有の朽ち果てて行くと
延々と格闘させられ、かなりの時間と費用を
費やされました。パワーアップでは無くて、
元の状態を維持する為だけの補修にですよ！
本当に大変でしたわ・・・
そして200分の耐久部門には去年の暮れに
横転廃車のコペンより急遽誂えたHA36Sの
アルトワークス。
僅か3か月無い位の間にちょこちょこと自身
で組み上げ、簡単な試走のみで持ち込んだので、
ほぼシェイクダウンと言って良いでしょう。
素人施工ながら36は長い事触って来たので
今迄のノウハウを注ぎ込みましたが、その
成果が今日はっきりと判ります。
ぶっけつ本番ですｗ
ただし、このカテゴリーへのエントリーは
我がチームのみだったので、目標値はそれなり
に設定の上で総合2位とレコード以上の周回数
の上限突破を狙いに行きます。
どうなることやら？
まずは”ターボGP”
故障寸前のタービンをリビルト品に交換の上、
足回りのリファインに直前で割れたエキマニ
交換という現状維持程度の補修で持ち込むも
松山君とのコンビネーションは神懸かり的で
予選はクラスポールをぶっちぎりで奪取を
した上に各レコードも書き換えてくれました。
決勝も上位クラス喰いは流石に無理でしたが、
ぶっちぎりの一人旅で見事優勝！！
ありがとう！かなり溜飲が降りました、、、
次いで200分の耐久レース。
最高位の1クラスに順じ、2番手グリッドを獲得。
特にどこも壊れず安定した速さを示せましたが、
燃費が予想以上に悪く先行きがかなり不安・・・
車の特性の学習と理解が追い付いていないので、
まずは1回の燃料補給で走り切る作戦でブースト
とペースを落としてみましたが、それでも燃費の
向上が見られない上に、燃料少状態で涙のガス欠
症状に見舞われ、2回給油作戦に切り替えますが
既にレース後半でした・・・
下位カテゴリーのNAにも差し迫られてしまい
ブーストを上げペースも大幅に上げ、辛くも
逃げ切って最低限の総合2位は確保しましたが
目標の周回数には大きく届きませんでした（涙）
とは言えど、ぶっつけ本番でこれは素直に喜んで
良いんじゃないかな？と今は納得しています。
セッティングの方向性にも大きな間違いも無く
小変更で挑めたのは実にホッとしました・・・
200分の間ずっと燃費とペース計算をし続け、
ドライバーと共闘出来た実感もあって昏倒した
けれど大変に面白い手応えでした。
次戦の向けて課題を突き付けられましたが、
それはそれで解決策を練って備えたいと思います。
でもって、私が個人的にサポートした学生耐久の
チームも見事に優勝してくれました。
直前のオファーにも快く引き受け急遽チーム
編成し楽しんで走ってくれた事に感謝申し上げます。
という訳で、
一日でお立ち台3連発は非常に気分が良かったです。
去年最後の横転廃車事故から見事にＶ字回復を
遂げました。普通なら見切って辞めてしまう
のかもしれませんが、瞬時に切り替え方向性
を定めて突っ走り、人を搔き集めて何とかして
しまおうという、私の強引さに共感してくれた
若者らには感謝です。
こんな嬉しい日は人生の中に幾つも無い事、
これだからレースは辞められ無いですわ（笑）
最後に私の我儘に性懲りもなく付き合ってくれた
ZtoAUTOの辻さんには心の底から感謝致します。
ありがとうございました！