ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋・その3 | Sound@Cinema

Sound@Cinema

))) Cinema Sound Works シャチョーの日々 (((
映画の音響技術評価などをプロ目線で、車系もたまにw
http://www.csw.jp/

 

 

第4話目は”外見”です。

 

 

 

 

容姿にコンプレックスを持つ女性が美容クリーム

の通販番組を見ているとテレビの向こう側の男性

が直接彼女にクリームを買うように語りかけて来ます。

 

その気になった女性は大量のクリームを買い込み

全身に塗布すると・・・

 

これはもうキャスティングの勝利でしょう。

主演のケイト・ミクッチという女性がハマり

役で心変わりしていく様を見事に演じております。

 

 

 

 

第5話目は”ピックマンのモデル”です。

 

主人公の美大時代から付き合いのある男が

摩訶不思議は画を描きます。その画は恐ろしい

力を秘めており主人公の心を闇に引き釣り込みます。

 

 

 

 

ちょっとこの辺りから失速感が出て来ます。

正直、余り出来の良くない物を中盤に配置

したようにも思えます。世界観は悪くは無い

のですが落とし処の難しい内容を強引に引っ

張った所でちょっと怠い感じがしました。

 

 

 

 

第6話目は”魔女の家での夢”

 

 

 

 

幼い頃に死に別れた妹に固執し、オカルト志向に

走った青年が謎の薬の作用であちらの国に赴いて

妹を生き返らせようとします。

 

う~ん、、、これも最早古典の領域、良くある話

なのかな?途中で出てくる魔女と絵の関連性が

今ひとつ抽象的で盛り上がりに欠けました。