第4話目は”外見”です。
容姿にコンプレックスを持つ女性が美容クリーム
の通販番組を見ているとテレビの向こう側の男性
が直接彼女にクリームを買うように語りかけて来ます。
その気になった女性は大量のクリームを買い込み
全身に塗布すると・・・
これはもうキャスティングの勝利でしょう。
主演のケイト・ミクッチという女性がハマり
役で心変わりしていく様を見事に演じております。
第5話目は”ピックマンのモデル”です。
主人公の美大時代から付き合いのある男が
摩訶不思議は画を描きます。その画は恐ろしい
力を秘めており主人公の心を闇に引き釣り込みます。
ちょっとこの辺りから失速感が出て来ます。
正直、余り出来の良くない物を中盤に配置
したようにも思えます。世界観は悪くは無い
のですが落とし処の難しい内容を強引に引っ
張った所でちょっと怠い感じがしました。
第6話目は”魔女の家での夢”
幼い頃に死に別れた妹に固執し、オカルト志向に
走った青年が謎の薬の作用であちらの国に赴いて
妹を生き返らせようとします。
う~ん、、、これも最早古典の領域、良くある話
なのかな?途中で出てくる魔女と絵の関連性が
今ひとつ抽象的で盛り上がりに欠けました。