ヘッドセットを考える | Sound@Cinema

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映画の音響技術評価などをプロ目線で、車系もたまにw
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このご時世ビデオ会議は無論、非対面でのやりとりが

とても増えた為に会話の質を向上させるアイテムとして

ヘッドセットを用いる方も多いと思いますが、個人的な

ベストアイテムは骨伝導型の“AfterShokz”です。

 

最大の利点は耳を塞がないので日常の音が自然

と耳に入るので、一々ヘッドセットを脱着する必要

が無いという事です。

 

踏まえて装着時間が長くなることも考慮されており

非常に軽い上に長時間駆動(16時間)可能な電池

をこのモデルは搭載しており、一日位チャージを

忘れても優に2日は使い続ける事が出来ます。

一度装着すると付けている事を忘れてしまいます。

 

 

 

 

値段は少々張るのですが、色々使ってみた

結果、AfterShokzが頭一つ抜けた性能です。

 

ただし少々難点なところはあって、マイクの位置に

よって声の拾いに大きな差が出る点です。

 

 

※モデルが最悪ですがご容赦下さい、せめてモザイクします(涙)

 

普通に良くやってしまうのが、装着後の見た目重視で

顎のラインの沿わせてマイクを置くと小さな声は全然

拾えなくなります。

 

 

※モデルが最悪ですがご容赦下さい、せめてモザイクします(涙2)

 

頬骨の下辺りからダイレクトに口元を狙うと一気

に感度が上がり低音を如実に拾う様になって、

受け手の方への音量がグンと持ち上がります。

 

高度なノイズキャンセリング機能を積んでいるので

指向性が非常に狭いのが特徴で、これは注意が

必要なんですが取説などに詳細に書かれていません。

 

AfterShokzを用いて音が小さいという人が案外

多いのでマイクの位置を修正すると解消します。

 

友人と通信しながらマイク位置を探るか、このサイト

で仮録音しながら試すとすぐに適切なマイク位置を

決定することが出来ると思います。

 

また、骨電動型の再生周波数特性は狭く、声を

中心に聞こえ易くなる設定になっているので

音楽を気持ちよく聞くには適していません。

BGM程度で流すのには問題の無い程度です。

 

本格的に嗜むのであれば、通常のイヤフォン

に代えましょう。

 

 

 

 

また最後発でソニーが出したネックバンドスピーカー

NB10も会話機能に関しては非常に良く出来ています。

 

ノイズキャンセリング機能とマイク感度、オープン

スピーカーが故の漏れがキワキワのバランスで、

これで相互通話していても、2~3mも近くの人

と離れれればスピーカーから漏れた音声はほぼ

何を言っているのか認知出来ません。

 

そしてやっぱりバッテリーで、このモデルは20時間

駆動と他を圧倒する長時間駆動モデルです。

 

難点というかネックバンド系の宿命なんですが

声の再生に特化しており、低域が出難いので

音楽などを再生すると高域の華やかさやLRの

分離の良さは気持ちが良いのですが、迫力と

いった点ではかなり劣ります。

 

気持ちよくガンガン鳴らそうと思うと、音漏れや

肩への振動軽減の為に抑制された機能が働き

かなり残念な音質になりますが、そういった物で

は無いと理解する必要があります。

 

例外的にJBLのネックスピーカーはガンガン

デカい音が出ますが、音は漏れ漏れとなります。

 

 

 

 

ネックスピーカーも非常に軽いので装着して

いることを忘れてしまい、帰宅時に着替える

際に落とすことが結構あります。

 

柔らかい素材で出来ているので、この程度

で壊れることは余り無いとは思いますが、

注意は必要です。

 

 

 

 

 

ステマの様な記事で申し訳ないのですが、

中華性の安物で代用し何度も失敗する様

であれば、良いもの買って長く使いましょう!

 

音にうるさいおじいさんですが、色々試した

結果今ここに行きついております。