ダニー・グローバー主演のメキシコ映画です。
おそらくこれ日本未公開じゃないですかね?
調べましたがちょっと判りませんでした。
知ってる人いたら教えてくださいm(__)m。
養豚場を営む年老いた男(ダニー・グローバー)は
経営の悪化から農場が銀行から差し押さえられ寸前。
嫌気がさしたのか?逃げたのか?1匹の立派な
豚を車に乗せてメキシコへと国境を超える。
100分程のコンパクトな作品で、監督は役者の
ディエゴ・ルナ、2本目の監督作です。
ローグワンにも出演していた右の男性です。
私の頭が悪いのは判っているんですが、冒頭で
おやっさんがメキシコに向かい、虎の子の豚を
売り払いに行く理由がよく判りません?何か見逃した
のかとリワインドして何回か見直しました。おそらく台詞
の言い回しの中に本意が有るんだと思われますが
字幕だけでは読み取れませんでした。
その後彼の娘と合流し、豚と父娘の何とも言えない
ロードムービーが展開され、どうやらここら辺がこの
映画の本領付近だと思われます。
お話は単純なんですが、役者出のディエゴ・ルナは
ダニー・グロバーの芝居を敬愛してしまい、落とすべき
所と加算すべきところを見誤り、映画の構造作りを
忘れてしまっているような気がします。
100分とコンパクトな尺なのに、終始ダニー・グロバーが
豚を可愛がってワァーワァー言ってる印象しかありません。
美しいメキシコの風景に、優しい娘の父への想いなど
必見要素があったのも関わらず、非常に惜しいと思いました。
ただし、私アホなんで色々と見逃しているかも???
あれぇえ??