シーズン3も行ってみましょう!
今回は治水に関するお話でした。そしてシーズン2で
”やらかしてしまった”点をどこまで修復してくるかが
非常に気になる要素でもありました。
今回はキャスティングが良かったですねぇ。
難敵がデニス・クエイドで地域の農業王の役で、
農業成金にのし上がった雰囲気がばっちりです。
彼の経営する農園はアーモンドが主流で大変に水
を必要とするこの木の為に、元々降雨の少ないこの
地方の地下水を大量に組み上げて栽培するという
方法を取っていましたが、街の大半の生活水迄も
農地に撒いてしまっている為に地元民が深刻な水
不足に見舞われており、それを解決する為にビリー
が挑みます。
シーズン2よりは、遥かにマシにはなっていましたが
相変わらず蛇足な部分が多く、場合によっては1話の
尺を60分前後と決めるのではなく、3~40分で良くて
もっとテンポを出すべきです。
また回想の挟みが下手なので、時間軸の混乱も例の
如く生じております。ここも脚本の段階から見直して
もっと判り易い構成にすべきでしょう。
それでも今回は何とか裁判のシーンは盛り込んで
くれましたが、予備審問だったので本格的な裁判
闘争にはならずちょっと尻切れトンボだったかな?
しかも題材が長期に渡る係争になるので、尺的に
絶対に本格的裁判になる訳が無いから、どうやって
ドラマの時間軸にはめ込んでくるのかも見所でしょう。
結果的に冒頭とエンドはなんとか納得はしました。
味のある良い部分も復活はしてますが、シーズン1
には遠く及びません。シーズン4はあるのかな?
有る様な終わり方だったけど、どーなんだろうか?