東北660選手権:第1戦@菅生サーキット | Sound@Cinema

Sound@Cinema

))) Cinema Sound Works シャチョーの日々 (((
映画の音響技術評価などをプロ目線で、車系もたまにw
http://www.csw.jp/

5月6日に行われた表題のレースの総括をしておきます。

 

まず、東北660選手権というのは軽自動車レースの総本山

みたいなもので、厳格なレギュレーションと安全基準の上に

成り立った、草レースの頂点級のものです。

 

去年からツネが単独で参戦していましたが、今年は彼に

加え、吉田、マロも参加し、この戦いに挑みましたが、

吉田の父親が急逝したもので、代理をタイキに頼んで

参戦してもらいました。

 

しかし、これは実に無謀な計画だったのです、、、

 

マニュアルミッションの操作も覚束ない若者を、やってみたい!

という興味だけで強引に飛び込ませてしまいました。

ただし、危険が伴うレースですから安全は担保せねばなりません。

そこで、やっつけに近い猛練習をしてレースに臨みました。

 

まずは、マニュアル車をサーキットで運転する上で、ヒール&トゥー

というブレーキングとシフトダウンを同時に行うテクニックが必須と

なるので、この特訓を低速で街中をぐるぐる走って行いました。

 

 

 

 

順応力と物覚えの早いタイキは30分程で大凡出来るようになり、

その後は高速道路で少し速度を上げて同様の練習を行い、

完全に出来るようになるまで2時間を要しませんでした。

 

若いって凄いわ、、、

 

 

 

 

その翌日にはミニサーキットで特訓しました!

福島のLINKサーキットという場所で、更に速度を上げ

ハードな走り込みを行います。

 

 

 

 

私のアルトと、

 

 

 

 

本番で使う吉田のエッセを交互に乗り、私よりもちょっと落ちる

位のタイムで周回出来るようになりました。

 

 

 

 

そのままもうちょっと北上し宮城で一泊し翌日の本線に備えます。

 

 

 

 

ツネやマロも合流し、みんな揃いました。

 

 

 

 

トラブル続きの車検も何とかパスし練習走行に相成ります。

 

 

 

 

しかし菅生サーキットはその辺のミニサーキットとは訳が違います。

 

本格的なコースの上に相当な高速サーキットで、先日迄のコース

と速度感が全く異なり、思うように走れません。

 

 

 

 

横位置でタイヤハウスにタイヤがフルバンプし隠れているのが見えます。

相当な負荷が車両に掛かっていますが、この状態でもアクセルを緩める

訳にはいきません。高速サーキットにはそれなりの走らせ方が必要で

通常の様なメカニカルグリップだけに頼った走行方法ではうまく走れません。

 

慣れも要すので非常に難しいのです。

 

 

 

 

何度もコースアウトしてしまい、運営側からの救済措置で予選を避け

少数だけが参加するミニレースへ駒を進めました。他の早いクラスと

混走なのでビリは確定ですが、自己ベストを目指して頑張りました!

 

結果的にタイキは最初よりも3~40秒も縮めて完走しました。

 

最後の方にはちょっと掴んだようで、鬼門のコーナーも何度か

うまい事走り抜けられました。

 

 

 

 

最終結果的には、わがチームは大惨敗でしたが勉強内容を

確保できたので、次回に向けてまた調整努力し直します。

 

吉田の代理で大冒険したタイキは相当ビビったでしょうが、

最後まで何とかしようと涙ぐましい努力はしてくれました。

 

GWはレースに始まり、レースに終わりました。

 

 

 

 

上の動画は先輩のマロさんのものですが、先日の交通事故から

急ごしらえで各チームからパーツを借りて作ったマシンだったもので、

必ず確実にそれらを返さねばならず、まったく勢いの無い走りです・・・

取敢えず、この日の目標は横転や事故なくレースを終えて無事に

皆さんにパーツをお返しするという、非常にネガティブなものでした、

 

 

 

 

ツネ隊長の走りはもっとも酷いものでした、、、

本当に去年一年参戦してたんでしょうか?まるで踏めておらず

最下位という結果でした、、、カメラもゆるゆるで彼のだらしなさが

如実に出ております。反省、改善をお願いします。

※決勝動画見られたもんじゃないので止めときました。