今日は父親の一回忌。
本当は12月10日が命日なんだが、
日取りの関係で前倒して菩提寺で開催。
法要時に物凄い勢いで悲しみが込み上げてきて、
流れる落ちるものが制御出来なかった。
まだ、心の深い部分の傷は癒えていない。
下手したら崩壊してるのかもしれない。
かなりずっと辛かったが、悲しみをそらしながら耐えて、
何とか無事に終える。
気持ちを早く切り替えたくて、その足で渋谷へ。
こんなに早く頭切り替えて映画三昧とは罪か?
いやいや、これも大切な仕事(笑)
気になっていた、遺伝子震撼シリーズの最終第3弾。
”WER-破滅ー”、なんとも言えないB級映画を
覗きに行った。
手っ取り早く言えば、人狼物である。
金も無いので、それ相応の工夫が必要なんだが、
キワッキワで絶妙なバランスを保っており、好感触。
もう少しお金があって、前半戦に一下り追加し、
VFXの精度が上がればと欲を覚えた写真だった。
こういう拾い物をすると得した気分になるのだが、、、、
この後、変に満足して鷹揚に構えていると罰を受ける。
取り合えず、観とかなきゃと観たが、、、
まんま、普通に”竹取物語”ぢゃねーか!!
子供のころ、布団に入って寝入る際に何度も何度も
お袋が語り部になった、口承文学の原点を映像化
しただけの代物だった。
最早、口承も風前の灯火かと思われるが、
映画の仕事では無いような気がしてならない。
もっともっと作り込んで独自解釈を大胆に練りこんで
居れば、高畑ワールドと素直に感動できたかもだ。
風立ちぬの流れと、上手な予告編に完全にやられたわ!
もうジブリは本当にどうでもいいや、、、
え?だって全部外れだろここんとこ?
いい加減気づこうよ。
テレビ迄枠取ってガンガン宣伝して、何倍増しだよ本当に・・・