兄弟仁義の人‥‥‥山下耕作  後編‥‥‥1 | シネマ自由区・店主の脳内大放出!

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‘何を生意気な、TV屋が❗‘台本を捨てて帰って来た。コレ、「冬の華」のエピソード。ある日、本社に呼ばれて、手渡された台本。‘一字一句、代えたらアカンとライター、ゆうとる’
と云われ、冒頭のタンカを耕作さんは切る。翌日、京撮へ行くと、その話がもう伝わっていて、‘さすが、将軍や、よう言ってくれた。‘と、裏方さんらが、皆喜んだどの事。
で、耕作さんの後を、引き受けたのが、降旗康男。以後、高倉健の小判鮫として、お国から、勲章まで貰っちゃう。

「博奕打ち 総長賭博」、若山富三郎を殺し、妹であり、若山の妻である、藤純子とその子供のそばを無言で去る、鶴田浩二。耕作さんに、注文付けた。‘将軍、ここは何か一言欲しいな‘‘よっしゃ❗‘とばかり、子供に‘おじちゃん、お父ちゃんは‥‥‥‘本番一発、鶴田は本当に泣いている。

「日本侠客伝 昇り龍」、コレ純子主演のように思うのだがと、水を向けると、‘純子主演だと思って撮った❗‘とのこと。‘健さん、怒らへんかったですか?‘‘健さんは、念願の「花と龍」だから、喜喜として、金五郎を演じていた。’

 



午後5時近くになり、ボクらは、耕作さんと一緒に、お酒が飲みたいから、‘監督、ちょっと時間貰って、どこかで飲みましょう?‘と、尋ねると、‘いや、女房が何か創っとるから‥‥‥おい!アレ(一升瓶)持って来て❗‘で、ボクらは、耕作さん宅で、飲み始めた。奥さんの手料理でだよ🎵

大ケン(高倉健)とショーケンで、終戦クーデターの話をやりたいとか、「戒厳令の夜」の鶴田浩二の役は、何と耕作さん、市川右太衛門にやって欲しかったとか。でも、誰も鈴かける人いないよなと、大笑い。

同作品に主演する、樋口可南子が、耕作さん宅へ挨拶に来た時の話。飾ってある藤純子のサイン入りパネルに嫉妬して、その上から、自分のサインをしたとか‥‥‥。そのパネル、高橋さんが、貰うことになった。

酔いが回って、「関の弥太っぺ」
‘あの歌、唄えますか?‘と、聞けば、ニッコリ。唄ってくれるのだ❗🎶まわりの、まわりの、小仏さまは、なぜ背が低いの‥‥‥。

ボクらは、酔った🍺😵🌀

 

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