シリーズ3作目。お馴染みの、ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の凄腕詐欺師3人のお話。
「英雄」と謳われた詐欺師 三代目ツチノコが死んだ。が、フランスで新たなツチノコによる美術品盗難事件が発生。ダー子らは地中海マルタ島へ。狙うは、スペイン人の元マフィアが所有する、幻の古代ギリシャ彫刻「踊るビーナス」。
だが、そこには警察さらにはインターポールの捜査の手が迫っていた・・
シリーズ1作目から観ていないと登場人物の背景や関係がややわかりにくいかも。
今回も騙し合いに次ぐ騙し合いの応酬。全てのプロセスが時計の針を戻して当事者の観点で丁寧に説明される親切ぶりは相変わらず。楽と言えば楽だが、説明過多のような気もする。
それでも最後まで飽きずに楽しむことが出来た。前作よりも完成度が高いと思う。