劇場版 ルパンの娘  2021年  日本  110分  ★ | 新作映画の評価 どれを観ようか? ネタバレなし

新作映画の評価 どれを観ようか? ネタバレなし

映画が大好き。都内千代田区在住です。

評価は5段階で
★★★★★ 最高! 面白い! もう1回見たい!
★★★★  オススメ 見ておくべき1本です
★★★   普通かな? 見て損はない
★★    うーん、ちょっと微妙かな?
★     つまらん

 

 

 

横関大の小説を原作に深田恭子が主演を務めたTVドラマ「ルパンの娘」の劇場版。

泥棒一家「Lの一族」の娘として生まれた三雲華(深田恭子)。ある日、華の父である三雲尊(渡部篤郎)が、泥棒稼業からの引退を決意。これまで迷惑をかけたと華と和馬(瀬戸康史)に遅めの新婚旅行をプレゼントする。しかし、その新婚旅行こそ、史上最大のお宝を求める「Lの一族」最後の大仕事となった。

原作もTV版も未見。予備知識ゼロでの鑑賞だったが、かなり厳しい評価にならざるを得ない。はっきり言ってつまらなかった。最後まで観るのが相当の苦痛だった。全体にTVドラマの2時間スペシャル版という雰囲気が濃厚。いや、2時間スペシャルとしてもこれではダメだ・・

ストーリーは陳腐だし、出演俳優も魅力に欠ける。深田恭子は38歳だそうだが、明らかに年齢を感じさせた。あと祖母役のマツを演じるどんぐり。この人、「カメラを止めるな!」でメジャーになった女優というか怪優だが、僕はこの人が苦手。生理的に受けつけないというか、画面に登場するだけでダメ。

前半が特に退屈だった。中盤からはタイムスリップを絡めた話になり少しは持ち直した。観月ありさ演じる三雲玲という一族の女性が悪役というかキーパーソンになっている。多少は謎解き的な要素も入っているのだが、それでも全体の評価は上がらず。