「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択 2021年 日本 118分 ★★★ | 新作映画の評価 どれを観ようか? ネタバレなし

新作映画の評価 どれを観ようか? ネタバレなし

映画が大好き。都内千代田区在住です。

評価は5段階で
★★★★★ 最高! 面白い! もう1回見たい!
★★★★  オススメ 見ておくべき1本です
★★★   普通かな? 見て損はない
★★    うーん、ちょっと微妙かな?
★     つまらん


本作は、TVシリーズの「2199」と「2202」に若干の新映像を加えて再構成したもの。
2199は放射能汚染された地球を救うためイスカンダルへコスモリバースを取りに行く旅。2202は白色彗星ガトランティスとの戦い。

1969年のアポロ11号の月面着陸から始まる人類の宇宙開発史をドキュメンタリー的に描く冒頭部分はなかなか見応えがあった。ガミラスと遭遇する前に、人類は火星に植民しており、火星と地球との間で紛争があったとか、2145年、第二次世界大戦終結200年のタイミングで戦艦大和が引き揚げられ、修復した後にまた海に沈められたとかのエピソードが。ガミラスとの戦いにおいては、沖田十三率いる地球艦隊が唯一勝利した第二次火星海戦も映像化されている。

この先はTVシリーズのダイジェスト。このリメイク版を見て感じるのは、メカや戦闘シーンはハイレベルなのに対し、人物の作画レベルがひどく低いこと。違和感が終始つきまとう。

時間配分的には2199より2202の方が多いのだが、僕は2202には正直、魅力を感じないので、後半は退屈であった。

ヤマトはやはり最初のTVシリーズに限る^_^