№49
日付:1981/12/1
タイトル:ユーズド・カー | USED CARS
監督:Robert Zemeckis
劇場名:ピカデリー2(閉館) 同時上映は「昔みたい」
パンフレット:あり(\350)
評価:-

 

「激突!」「JAWS」で映画ファンを驚愕させ、その後「未知との遭遇」で「ん?」となり、「1941」で神話が(一旦)崩れたスピルバーグ監督。こちらはそんな時期に製作総指揮という立場で世に出た作品ですが、当時はロバート・ゼメキスの名前も全く轟いてはいなかった。アメリカ映画らしさ満載のドタバタコメディといった記憶しかない(ラストの決着シーンだけ覚えてる)。

当時(今も)恋していた愛しのゴールディ・ホーン様主演の同時上映が目当てでした。

 

2022年8月10日
WOWOWシネマ放送(2016/12/14)分を鑑賞。

道を挟んで中古車販売店を営むフュークス兄弟。兄の店と土地を横取りしようと企む弟に対し、兄の店で働く主人公のセールスマンが店を守ろうと奮闘する話・・・となれば、普通なら悪徳業者は弟の店の方なのですが、さにあらず。

そういった既成概念的なルールや決まり事をスクラップにした本作は、確信犯的にハチャメチャさを楽しむ作品なのでしょうが、当時も今も私は出来なかった。一言でいえば、悪ノリが過ぎる映画。パンフレットには「オール・ザット・クレージー・コメディ」と書かれていた。

WOWOWは「ロバート・ゼメキス監督の初期の傑作」と紹介していたが、それはむしろ長編デビュー作の「抱きしめたい」の方だと思います。

 

主役を演じたカート・ラッセルは何といっても「遊星からの物体X」が記憶に残っていますが、allcinemaのバイオグラフィを読んで驚いた。1984年からゴールディ・ホーンと事実婚の関係にあると書いてある。今となってはこの2本が同時上映だったというのも何かのご縁を感じてしまいました。

 

 

ジャック・ウォーデンが敵対する兄弟の両方を演じている

 

 

 

パンフレット