★★★ やはりやはりのロッキー越え ★★★ | ビバ★ネブラスカ生活

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アメリカ中西部に生息する普通の主婦の普通のレポート?!

 

 

 

『天候は大丈夫そうだから』

 

 

言っていたんですけどね

 

 

 

今回

 

『ソルトレイクシティへのデリバリー廻ってきた』

 

と聞いた時

 

私は嫌な予感がしてました

 

大丈夫かなぁ~と凄く思っていたんです

 

 

 

結果

 

やはりやはりのロッキー越え

 

厳しいね

 

 

。。。。。。。。。。。

。。。

 

 

 

ここから詳しく解説

↓↓

 

昨日19日午前5時13分に隊長から電話がありました

 

彼には主にグレービヤードシフト

 

つまり夜間シフトの仕事が廻ってくるんです

 

入社したばかりなので選択の余地なし

 

仕方が無いんですけどね

 

 

だけど

 

流石の隊長も普段はこんな時間に私に電話を掛けてこない

 

 

どうしたかなぁ~

 

寝ていたんですが慌てて起きて電話に出ました

 

『こんなに運転でナーバスになるのは人生で初めてだ』

 

 

凄く深刻な声で話しました

 

 

黙って話を聞いていると

 

ワイオミングのホテルから天候を確認して

 

西へ向かったけど

 

すぐに天候が変わって猛吹雪で視界が殆ど無く

 

15マイル程度でノロノロ運転するけど

 

トラックを停車できる場所が無く

 

路肩も狭くて停められず

 

どうしたら良いか・・・死ぬかもしれない

 

という

 

 

黙って聞くしかなかった

 

 

場所的にはロッキー山脈の少し手前のようでしたが

 

運転スキルもあり経験もある隊長が

 

これほどナーバスになるのは珍しい

 

それだけ厳しい状況だったという事

 

 

ワイオミング州はアメリカ全州で一番人口が少ない州

 

つまり

 

それだけ自然が厳しく過酷な生活である

 

という事なんだと私は解釈してます

 

 

まぁ~地形なんかも関係してると思うけど

 

 

ロッキー山脈越え

 

冬は特に厳しく

 

平地は穏やかな気候でも山間部はね・・ほんと

 

魔の地帯だから

 

 

。。。。。。。。。

 

 

結局30分位電話は繋げたまま

 

その後

 

少し気持ちが落ち着いたようで

 

『状況が変わればまた連絡する』

 

 

その数時間後に連絡が来た時には

 

定宿に辿り着いた

 

という内容だったので安心しました

 

 

 

今日20日

 

先ほど連絡があって

 

『明るいうちにユタ州へ行こうと出発したんだけど

ボスから『他のトラックも全部止まってるから

行かなくて良い』と指示があったらしく

HOTELに戻ることにした』

 

 

私は安心ですよ

 

少なくともホテルに居れば

 

お金は稼げなくても身の安全は確保できる

 

それで良いんです

 

 

何日ホテルで足止め喰らったって

 

事故に遭遇したり道路で立ち往生に巻き込まれれば

 

簡単に脱出できないですからね

 

 

。。。。。。。。。。。。

。。。

 

 

冬のロッキー越え

 

 

簡単に想像できない位過酷です

 

 

私は良い季節の時にロッキー越えを何度か経験しましたが

 

全米一大きい道I-80沿いですら

 

ワイオミングでロッキーに入る辺りからユタ州に抜けるまで

 

厳しい地形が続いてて

 

自然は豊かだけど街は余り無かった記憶

 

 

 

冬にあの地域を行き来する事

 

 

命がけです

 

 

 

昨日も今日も

 

私が住む地域は穏やかな気候

 

最高気温はプラス

 

 

ワイオミング州は私が住むネブラスカ州の西隣ですが

 

地形が余りにも違いますから

 

気候も生活環境も相当に厳しいと簡単に想像できる

 

 

 

ただただ

 

長距離トラックドライバーとして

 

日々全力で働いてくれる隊長に感謝

 

 

 

私は彼の一番の理解者でいなければならない

 

 

改めて思っています