韓国ドラマ「SKYキャッスル」 | 韓ドラ好き集まれ\(^o^)/

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タイトル:「SKYキャッスル」(原題:「SKY캐슬」)

放送年:2018年~2019年

話数:全20話

ジャンル:ヒューマン

キャスト:ヨム・ジョンア、チョン・ジュノ、チャン・ヒ(SF9)、チョ・ビョンギュ、キム・ソヒョン、イ・ヒョンジン、キム・ボラetc...

評価:★★★★★



〈あらすじ〉
超高級住宅街であるSKYキャッスルに住んでいる医者カン・ジュンサン(チョン・ジュノ)の妻ハン・ソジン(ヨム・ジョンア)は、高校1年生の長女イェソ(キム・ヘユン)をソウル大医学部に入れるため、必死にサポートしている。

同じくSKYキャッスルに住んでいるキム・ミョンジュ(キム・ジョンナン)の高校3年生の息子のソウル大医学部合格を祝うパーティーに参加したソジンは、ミョンジュから、ソウル大医学部合格のためにカリスマ入試コーディネーター キム・ジュヨン(キム・ソヒョン)を雇っていたことを教えてもらう。

早速、莫大なコーディネーター料を用意し、ジュヨンにイェソのコーディネーターになってもらえるよう奔走するソジン。

しかしそんな中、ミョンジュが謎の猟銃自殺を遂げる。

息子が悲願のソウル大医学部合格を遂げ、幸せの絶頂にいたはずのミョンジュがなぜーー?

そして、ミョンジュ一家が住んでいた家に童話作家のイ・スイム(イ・テラン)一家が引っ越して来る。

SKYキャッスルの住人たちの異様なまでの受験教育に疑問を抱いたスイムは、ミョンジュの自殺を題材にして童話を書くことを決意し、取材を始めるが、ミョンジュの自殺の真相が明らかになるにつれ、カリスマコーディネーター ジュヨンの意外な過去が明らかになっていくのだった。

ジュヨンをコーディネーターにしたソジンとイェソのし烈な受験戦争の結末はーー?!





〈感想〉
韓国の学歴社会をテーマにしたこのドラマ、非地上波なこともあり完全ノーマークで初回は視聴率1.727%でしたが、回を増すごとに右肩上がりで、18話ではなんと22.3%で非地上波ドラマ歴代最高視聴率を叩き出しました!まさかのトッケビ超え!(今までは、韓国で社会現象にまでなった韓国ドラマ「トッケビ」が20.5%で非地上波ドラマ歴代1位だった。)

「トッケビ」はコン・ユやイ・ドンウクなどの超主役級な俳優が出ていた効果もあったと思うけど、この「SKYキャッスル」はおじさん・おばさん俳優と子役しか出ていない(もちろんチョン・ジュノやキム・ソヒョンなど超有名俳優ですが;;)のにこの高視聴率というのは、本当に脚本が面白いのと、それぞれの俳優さんたちの演技力とケミ(相性)が素晴らしかったからだと思います!

子役たちだけで韓国の人気長寿バラエティー「Happy Together4」にもゲスト出演したりして、それくらいそれぞれの子役が大注目を浴びていて、もう本当に登場人物に捨て駒がないってかんじ! ←熱弁

16話までのところを、20話まで延長されましたしね!

舞台背景はSKYキャッスルという超高級住宅街、旦那さんの職業はみんな医者という超高学歴セレブ一家で、本人たちは社会の上位1%の自分たちが教養ある高等な人間だと思い込んでいるのに、実はすごく見栄っ張りで嫉妬深くて俗っぽくて、一般の人と何ら変わりない(むしろより下品)という姿が、滑稽でシニカルに描かれていて面白かったです。

主人公が学歴社会の壁にぶち当たることがストーリーの一部として描かれているドラマはたくさんあると思いますが、ここまでガッツリ韓国の学歴社会がテーマになっている(上位1%というごくごく一部の特殊な層においての話ではあるけど)ドラマは他にはないので、そういう面でも斬新で面白かったです。

端からは完璧に見えるセレブ一家にも闇があってそれぞれが泥沼にはまっていく様子や、徐々に浮き彫りになるカリスマコーディネーターの本性など、決して派手さはないんだけど、次の展開が見逃せない独特な中毒性のあるドラマです。

唯一残念だったのが、最後はちょっと丸く収まりすぎたかな、、、という終わり方。

ストーリーが展開する中でよく'反転'(意外な展開)があって、それが話題にもなっていたので、どんな終わり方をするのかにも大きな注目が集まっていましたが、意外と普通に終わったな、と。

でもそれを差し引いても全体的にはやっぱり面白かったと言えるドラマ!

このドラマについては他にも記事を書いているので、よかったらそちらも見てみて下さいねウインク