以前から繰り返し述べていますが、インチキ自己肯定になる要素というのが複数存在していて、その要素を一つでも満たしてしまうとそのほかの要素まで呼び寄せてしまいます。

 

波動体感講座において体感がめちゃくちゃになり、その原因を探って一つの原因にアプローチしても他の問題がモグラたたきのように発生してくるケースが過去にあり、その構造が連動式に起きてしまうものだったからです。

そのインチキ自己肯定になる要素として次のようなものがあります。

そうなると必ず何らかに依存執着することになり、この状況から抜け出すことができないとあらゆることでインチキ自己肯定する思考パターンを繰り返します。

インチキ自己肯定を繰り返せば繰り返すほど、プライドまで高くなるという仕組みです。

 

さて、今回は戦闘モードについて書きたいと思いますが、戦闘モードは実は女性の方がなりやすいです。あくまで一般論です。

戦闘モードというのは、他者受容ができないことや思い通りにならないことへの耐性がない時に起きてしまうことで、つまりインチキ自己肯定の方に傾いている時=自己受容できていないということです。

女性の方が自己受容しにくい社会になっているからこそ、女性の方が戦闘モードになりやすくなります。

 

 

これは男尊女卑洗脳がずっと連鎖してきているからなのです。

シンデレラ・コンプレックスのまとめでも書いていますが、女性は男尊女卑洗脳された親たちに「女の子はこうあるべき」という男女差別された子育てをされてきたからこそ男性よりも過保護に育てられ依存するパターン、承認欲求をぶつけて思い通りに動かそうとするパターンがつくられてしまったのです。

 

 

戦闘モードになる構造を見てみましょう

目に見えない心の奥底にあるのはやはり承認欲求で特に親に対する承認欲求です。多くの人が実現したいと思っている願望・ゴールというものがインチキ自己肯定になる限りそれは承認欲求であり、最終的なその相手は両親に向かいます。

 

実際に戦闘モードに火がつくときですが、必ず何らかの原因があって起こるものです。図にしてみました。

 

戦闘モードになるには外側の何らかのものに執着したり依存したことで起きますが、それが強迫観念で火がついたりすることもあれば、自虐思考で火がつく、比較で火がつくそういう場合もあります。そうしていくうちにまるで車輪のようにクルクルと回り出し、泥沼化してしまいます。

 

そのなかでも一番起こりやすいパターンとしては、強迫観念に駆られたときです。

強迫観念に駆られていることを別の表現で表せば「忙しい」でしょうか。

忙しいの文字「忙」は「心を亡くす」という意味もあり、精神的に余裕がないことを指します。

戦闘モードになっている人の様子を見ますと、まず間違いなく精神的な余裕がないのです。余裕がない人に限って当たりがすごくキツイことはありませんか???思い通りにしたくて仕方がない、だけど思い通りにならないからイラつくのです。

 

私は、強迫観念の恐ろしさを実際に体験したからこそ強迫観念対策のサブリミナルを開発しました。

 

 

体験版はこちらです。

 

 

戦闘モードになる原因は確かに様々ですが、どの順序でなっても結局必ず誰しもが強烈な強迫観念に駆られることになるので、この負のスパイラルを解くのに最も有効なポイントは強迫観念だと確信しています。このサブリミナルは私自身とても助かっていますし、もっと注目されるべきなのです。


強迫観念は、今苦しいのだから直ぐにでもなんとかしたい、つまり思い通りにしたいがあります。思い通りにしたい対象に執着、依存しています。その執着、依存しているものがもし思い通りになったら何をするか…インチキ自己肯定ですね。

体調が悪い時も精神的に余裕がないので強迫観念に駆られてしまいます。

インチキ自己肯定は麻薬のようなものです。今苦しいことを全部帳消しにして一気にに気持ちよくなるものはそれしかないんだと錯覚しているのです。

また戦闘モードになるのは本当に無意識レベルの反応で起きてしまうこともあります。他者からの何気ない発言だったり、環境かもしれません。


例えば母の場合、兄夫婦が帰省すると連絡があると、前日くらいから掃除の鬼になります。「掃除をしなければならない」強迫観念に駆られてしまいます。

私としては、家が農家なので一般的な家庭と違って家事に時間を割けない分は仕方がないと思っています。でも母はそれが許せないのです。ここに母の二元論が入ります。また、同じ農家でも近所の人の家を訪ねたらきれいに片付いていたのでショックだったそうです。比較してますね。

自分の家が片付いていないのはダメなんだと思い始めてしまいます。自虐思考です。
そして散らかっているところを兄夫婦に見られて幻滅されたくない(承認欲求)ので何としてもきれいにしようと躍起になります。このような時に話しかけても、ものすごく怒られますし、機嫌がすごい悪いのですよ。戦闘モードです。

 

しかし、これをもっと深堀しますと母には根深い原因がさらにありました。

 

亡き祖父(母から見れば義父)がものすごい男尊女卑で、母は祖父に馬鹿にされてきた恨みがあります。子供を5人産んだことを祖父は、家畜の出産みたいで恥ずかしいと言い「死ぬ気で働け」と罵倒したのです。父に対してはお咎めなしなところもまた男尊女卑です。

祖父を憎んでいる母は仕事と家事(掃除)を完璧にこなして見返したい(承認欲求)があります。祖父が死んでもこんな状況です。死んでもなお執着しているのです。

で、私が思うのは祖父を見返したところの自分を両親(もう生きてない)に認められたいのだなと思います。

母にあれこれ言うと直ぐに祖父に対する恨み言が出てくるので、男尊女卑で苦しんできたことが大きいですね。悲劇のヒロインになる時のパターンはたいてい祖父がらみなのです。祖父がいなくなっても、夫がいなければ路頭に迷うと思い込んでいるので我慢するしかないと思うのでしょうね。

今までずっと、男尊女卑で男社会だったからこそ男性の方が自己受容に有利であり、反対に女性は男性の経済力に依存していかないと生きていけなかった時代が長く抑圧されてきました。

だから女性の方が不利なのです。でもだからといって何かに依存するのは仕方ないでしょと思ってしまえばそれはインチキ自己肯定になってしまいます。不利だからこそ自己受容してほしいです。


また、戦闘モードになり相手を攻撃することは一時的に鬱憤が晴れるかもしれませんが、これもインチキ自己肯定です。誰にでもできる最も簡単なインチキ自己肯定が自分より弱い人をいじめたり誹謗中傷、悪口を言うことなのです。女性の方がゴシップが好きだったり悪口陰口を言う傾向、群れることも元はといえば男尊女卑のせいなのです。苦しいから直ぐにでもガス抜きしようと戦闘モードによるインチキ自己肯定にも走ってしまいます。
当たり前に思えることも麻薬みたいになっているから麻痺しちゃっているんですよね…。

 

現代は女性の権利が強くなっているように見えるので、どこが男尊女卑だ!女尊男卑じゃないかと騒ぐ男性もいますが、そういう男性に限って女性を見下しているし、以前の男社会の恩恵が恋しく思い通りにならなくなったことが面白くないのです。

 

実際は男尊女卑捻じれ社会だと認識した方が良いですね。

表面上は女性を優遇しているように見えて根本的にはまだまだ男尊女卑で皆洗脳されています。

二村ヒトシさんの本『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』のP95~97 5-2 しんどい女性は「やらなくちゃいけない」と思いこんでいることが多すぎる が参考になるかと思います。

 

Amazonで久々に二村ヒトシさんの本を見てみました。

2023年の年明けの頃、kindle版ではベストセラー1位で文庫本は6位でした。

 

 

それが一年もしないうちに、文庫本版も

ベストセラー1位となりました!

 

 

ランキングを気にしたりすることは邪気発生源だから言いにくかったのですが、比較・競争ではなくてこの本は売れるべき良書なので、確実に売り上げを伸ばしてることがわかる基準として捉えただけです。

 

もう一つ上のカテゴリーに上がればベストセラーの難度も上がってくるとは思いますが、是非ともまた別の部門でベストセラーに輝くことができればとは思います。

この本があれば、恋愛指南本・マニュアル本の存在意義がなくなり、恋愛・結婚に関するあらゆることが疑問になってくるように意識を変えてくれる本です。

カップルとか夫婦ではなくパートナーシップとして捉えることがとても大切ですね。

 

またこの本は、『シンデレラ・コンプレックスー自立にとまどう女の告白』と併せて読むことで女性が男尊女卑の影響を受けているからこそ自己受容がしにくいのだと理解することができます。

 

 

そんなシンデレラ・コンプレックスの本なのですが、現在品薄となってきています。

 

 

入手困難になってしまった場合、こまめに古本サイトや出版社に問い合わせたり復刊ドットコムなどを利用することになるかもしれません。

お早めに購入されることをおススメします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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