実は家が決まりました | オハイオ・シンシナティから

オハイオ・シンシナティから

シンシナティ郊外での日々の暮らしを綴っています。

8/29
 先週、家の交渉からひく手続きで、手付金の返金を求め、書類にサインしていた。インスペクションの結果なので、返金は妥当なんだけど、返金を巡って書類が往復して、もし返金に応じない場合は不動産屋の何かの委員会にかけたり、ネジャーティの指導教授曰く、裁判に行くこともある、なんて言ったりして、そこまで行くと面倒くさいなと思っていた。

 土曜日には、そんな話と、学校も始まるから、最悪でも来年の春、IKEAがオープンしてから(どういう基準やねん・・・)、引越のついでにIKEAで家具を買って・・・なんて話していた。

 そして日曜日。リアルターRから電話があって、売主がインスペクション後の交渉した値段で受けるから考え直す余地があるか聞きたい、ということだった。ネジャーティは、交渉は終わったことになってるけど、考える時間がほしい、ということで、学校に行った時に、家のことでずっと話していた指導教授に意見を聞いたりして、結局受けることになった。

 それで、書類を書き直して今日。懸案だった電気パネルを電気屋が来て直し、説明も聞ける、ということだった。その家でリアルターRとそこで落ち合うことになっていた。向こうのリアルターもいる、ということだったが、行ってみると、売主の奥さんも来ていた。交渉の後だけに気まずい雰囲気になるかなと思っていたら、案外そうでもなく、奥さんもあっけらかんとした人で、後でネジャーティと、交渉を渋ってたのはご主人の方だったのかなと話していた。

 私たちが最初にその家を見たのが3ヶ月前で、ご主人が不動産屋を通さずにオープンハウスをしていた。普通オープンハウスだと、紙が置いてあって、名前と電話番号、メールアドレスを書くようになっていて、リアルターがついているかというような質問事項もある。でもオープンハウスをしてた時に(しかも毎週しているようだった)、連絡先を書いたか覚えていないし、その後、家に興味があるか、というような連絡も来ていないし、ネットには載せてたみたいだけど、そこから連絡するようになってたのかわからなくて、どうやって連絡すればいいんだろうね、と話してたぐらいだった。なので、ちょっと向こうの作戦ミスというのもあるかなという気がした。

 今度は、いつか私たちが売主になるので、今度売る時にどうするか、果たして自分たちでする時間があるのか、リアルターをどうするか、というような問題を考えることになるんだろうな。

 電気パネルはというと、配線のコーティングにアルミが使われているのでは、という心配があったが、ちゃんと銅だということがわかったのでよかった。電気パネルも少し直してもらった。ちなみにアルミだとたまに出火の可能性があるらしく、シンシナティでもかなり前に火事で死者を出したバーの建物の配線のコーティングがアルミで、それが出火の原因になったらしいというのをリアルターRから聞いた。

 インスペクションの結果が出てからの交渉では、インスペクターが指摘した点が正確に理解されていなかった点もあって、インスペクターに確認の電話を入れないといけなかったりした。ネジャーティは専門は分析化学なので、銅やアルミの性質はわかってるし、工学ではないけど、実験の機械を管理したり、自分で実験に合う機械の部品を設計したりして、理解度はいいので、今日は電気屋に直接聞いたりしてたので、大丈夫やろう。

 そういうわけで、ご心配をおかけしましたが、このような逆転劇となりました。来月下旬にクロージングで、アパートは来月いっぱいです。