オランダはサマータイムが始まると
ブロカント(蚤の市)が盛んになります。
先月数年ぶりに訪れたUtrechtの
コレクターズフェアで、
新しく仲間入りした
ホワイト&ピンクのアンティーク皿。
ブルー&ホワイトは大~好きで
和食器とも合わせやすく
私にとっては必ず戻ってくる
基本皿なのですが、
このホワイト&ピンクも
7年ほど前より、蚤の市に行くと
いいものがないか
ずっとチェックしています。
こちらはイギリスのPalissy窯のもの。
パターンは Avon Scene といい、
10年近く前にベルギーの蚤の市で
買ったものです。
Palissy窯は1946年に窯業の町
スト―ク・オン・トレントで創業、
新しいメーカーでしたが
1958年には英国最古の
Royal Worcesterに吸収されました。
アンティークにはならない
ビンテージですね。
お皿も綺麗です♪
で、ずっとこれに合うものが
欲しいと思っていて・・・
少々難ありかな?とは思いつつ
買っちゃったのがこちら ↓
Maastricht窯 の Petrus Regout(ぺトルス・レゴー)。
見込み部分には
水、コテージ、橋と釣り人が描かれ
縁には花のモチーフがある
Wild Rose というシリーズ。
スープ皿です。
かなり貫入が入り
使い古された感じがあるのですが
ちょうど5客。スープ皿型。
お値段もとてもリーズナブルで
買っちゃいました♪
1930年頃まで刻印されていたという
スフィンクスのスタンプです。
このぺトルス・レゴー氏は
大変な実業家で、
陶磁器のみならずグラスやガスなど
様々な分野にて大成功を収めました。
現在は社名がSphinxとなり
主にサニタリー関連の陶器を
生産しています。
オランダの蚤の市では
本当によく見かける
かつての名門マーストリヒト窯ですが
自分の好みのものがあれば
リーズナブルでいいんじゃないかしら。
中古品は抵抗がある方も
いらっしゃるでしょうけれど、
私は、食器類は平気なタイプです。
とにかく器が好きですが
好きだからって買い続ける資力も
収納する場所もないので
今はもうあまり買いません。
いかに使い回しができるか
使うシーンや
他のものとのコーディネートを想像できるか
それがハッキリ頭に浮かべば
OK!を自分に出します。
これからお天気もよく
週末ごとにどこかの街で
開かれる蚤の市。
お散歩がてらフラリ~行くのも
とっても楽しい季節です♡
オランダの蚤の市情報はこちらから ↓
https://www.meukisleuk.nl/agenda/antiek-+en+curiosamarkt
ご参考までに☆