先日の初級レッスン、
色彩理論基礎のレクチャー中にも
少し話していたことです。
例えば、自分(A)は赤を見ている。
貴方(B)も赤を見ていて
赤だね~と話している。
だけど、その赤が持っている情報を
どれだけ
どこまで
「見えているか」
それは本当に個人的な問題。
Bの見ているものを
Aは完全に理解することは出来ないし
その逆もそう。
つまり 「モノ(色)を見る」という行為は
とっても個人的な行為で
その人の観察力や識別能力によって
まったく見ているモノが違うのです。
モネが描き続けた 「光」=色は
きっと彼には見える無数の色を
キャンバスに写し取りたかったのでしょう。
残念ながら彼の目と私の目では
同じ機能を持ちながらも
感度も何もかも全く違う・・・
だからこそ繊細な色の見分けや
光のような無数の色が
(光=色ですが)
彼の作品に現れ
モネの感受性の厚みを表しているのですね。
例えばフラワーデザインでも
それがいいか、悪いか
見極める目を持つのはとても大切です。
そしてそれは一朝一夕では
決して身につきません。><
時間はかかりますが
「観察する力」を養う。
これが一番です。
これに勝るものはないのでは・・・?
自分の観察力が上がってくると
見えるものが少しずつ変わってきます。
それに伴って楽しみも増えてくるのです♡
来月の初級レッスンでは
「イメージスケール」 の
レクチャーを行います。
オランダのフラワーデザイン界の
イメージスケールを使ったレッスン、
世界が広がることを実感されることでしょう♪
●単発参加もOK☆エッセンシャルレッスン●
日時:5月18日(木)10時半~13時
5月19日(金)10時~12時半
場所:デンボス自宅(予約完了の方に御知らせ)
参加費:€55
申し込み方法: info☆cija.biz (☆ → @) までご連絡ください
イースター休暇真っ最中~。
皆さまも素敵な週末を!