最近奥高尾ばかりでちょっと飽きてしまったので、
東高尾山稜まで足をのばしてきました。
気温が上がって低山歩きがだんだんきつくなってくる時期だけど、
とにかく身体を動かさないと気持ち悪い!
暑くなるとひきこもりがちになるので、
今のうちにトレーニングを…。
以下、山行メモ。
10:35 城山高校前バス停
橋本駅前からバス(神奈中バス)三ケ木行きに乗る。
遅い時間なので空いていたけれど、
道路が大渋滞にはまって到着が大幅に遅れる。
第一目的地の峯の薬師への最短ルートは上中沢バス停から
なのだけど、本数がかなり少ないのでこのバス停でもいいと思う。
あまりにもハイカーがいないのでちょっと不安になって、
水の苑地にあった津久井湖記念館に寄ってルートを確認。
係員さんが「古い地図ですけど…」と地図をくれて、
峯の薬師までの道のりを詳しく教えてくれた。
峯の薬師入り口までは舗装路を歩くのだけど、
照り返しもあってかなり暑く感じた。
11:05 峯の薬師入り口
ここから先もしばらくは舗装路。
雰囲気は日影林道に似た感じで歩きやすい。
ただ、人が少ない!静かでいいっちゃいいんだけど、
同行者は「1人では無理」だそうだ…。
峯の薬師までの区間は参道も兼ねていて
どうやら車が上がれるようになっているみたいだけど、
人が…全然いない…近くで畑を耕している人以外の人が。静かすぎる!
津久井湖が見える。赤い橋は三井大橋かな?
11:35 峯の薬師ここなら少しは人いるかも、と思っていたら
2人組が休憩している以外、こちらも人がいない…。
とても静かだけど、ベンチで5分ほど小休止していると
通りがかったハイカーが2組いたので
そこまでマイナーなハイキングコースではなさそう。
峯の薬師右手を奥の院方面へすすむ。
途中、車止め用?のゲートがある。
両脇がハイカー通過用ルートとなっているので
迷わずゲートを通り抜けてその先へ。
12:04 三沢峠~草戸山へのルートへ合流
三沢峠は経由せずに草戸山方面へ抜けたかったので、
最短コースを取った。けど、分岐に特に表示がない。

先述の道標には出ていない右手の細い道の方を選んだ。
道標に書かれていないとなるとちょっと不安だけど、
地図を確認してみてもやはりこの分岐で間違いないようだし…。
途中で単独ハイカーとすれ違った時はほっとした。
道幅が狭くて谷側に傾斜しているので、焦らずゆっくりと慎重にすすんでいく。
東高尾縦走のメインルートは三沢峠~草戸山に抜ける道らしく、
合流するとちらほらとハイカーの姿を見かけるようになった。
道幅が広くてとても歩きやすい。
かなり距離があるけど、「しろやまこ」の文字が。
3月にかたくりの里に行った時に歩いたあたりも見えて、ちょっと懐かしい。
あれからまだ2ヶ月も経っていないんだなぁ…。
高さが伝わりにくいけど、それなりの勾配。
丸太階段はところどころ壊れていて、ストックなしだと即バテそうな雰囲気。
何度か階段が待ち受けるものの、
幸いと思えるのは登りの長さがそこまで長くないこと。
数々の階段地獄を乗り越えてきた私なら、大丈夫…(白目)
12:45 草戸山山頂(松見平休憩所)
暑い!さすがに山頂まで来ると人が多かった。
(写真は人がいなくなった隙に…!)
しかも木陰になっているベンチがすべて埋まっていて、
空くのを待って座るような状態。
お昼時だから仕方ないけど、お腹も空いているので地味につらかった…。
いつもはおにぎりを持って行くけど
ここは売店もないので、軽くパンですませてみた。
たまにはパンも悪くない。おにぎりが売り切れていたなんて気のせい。(←
ただ、この先スタミナ切れの不安があったので、
気休めのウィダーインゼリーと少々のおやつで栄養補給♪
ここは町田市で一番高いところ。
高いといっても標高は365mしかないけど、木陰で風が吹くと下界より涼しかった。
やっぱり山の中で食べるのは下界よりも何倍もおいしい。
13:20 出発
山頂の混雑ピークを過ぎてから、ゆるゆると下山。
大地沢青少年センター方面に降りる人と、高尾山口駅方面に降りる人が半々くらい。
東高尾縦走のメインルートなので、登ってくる何人かの人ともすれ違った。
丸太階段と、木の根っこ階段がじわじわと体力を奪っていく。
そんなに標高差が変わらないのに、下界に近づくに連れて
暑さが堪えて、汗が吹き出した。
背中びしょびしょだけど、この時ばかりは(多少でかくても)
背面メッシュパネルありのザックで本当によかった…って思う。
13:35 草戸峠
向かいに薬王院が見える!おお!
(よくわからないとは思うがちょうど写真中央あたり)
峠から高尾山口方面に降りる道は道幅が狭くなってきて、
すれ違うのに避けなければならなくなる。
木陰に入るので日差しはそうきつくないけど、一昨日の雨のせいか
地面がかなり湿っていて、土がむき出しの場所で滑った跡をたくさん見た。
さっさと下山したいけど、滑って汚れるのもイヤなので
焦らず落ち着いて、慎重に足元を確認しながら下りていく。
道標は親切すぎるくらいたくさんあるので
迷うことはないけど、何者かが親切心?で書き込んでいる
説明書きもあるので、信じるかどうかは自己責任で…。
私達は王道のルートをひたすら下りる。
地図を見てずっと気になっていた廃鉄塔を通りすぎる。
高尾山口駅と高尾駅への分岐は間違えないように。
今回は高尾山口駅へ下りるルートをとったけど、
この時は京王線が人身事故で止まっているなんて
知る由もなかったのであった…。
14:55 四辻
民家の脇を抜けて、国道20号へ合流するポイント。

眺望がなくてつまらない上に、どんどん暑さがきつくなって
後半はほとんど無言だった…。
「下山したらソフトクリーム」を合言葉にがんばった。
というわけでケーブル清滝駅近くでソフトクリームを食べた。
下山後のアイスって格別においしくて、
仕事終わりにビールでぷはー!ってこんな感じなのかな、
なんて話しながら食べていたのだった。
京王線が止まっていて帰れないことなんて気づきもせずに…。
* * *
今回通った峯の薬師~草戸山~高尾山口のルートは
この時期だと緑が生い茂っていて眺望があまりないので、
山でおいしいご飯を食べるとか、花を探すとか、
何か目的がないとちょっときついかなーというのが正直な感想…。
桜の時期なら城山湖近辺は最高だろうし、
紅葉もさぞかしキレイだろうなぁとは思うけど。
とぼやきつつも、途中でバードウォッチングをしてみたり
時間を気にせずにのんびり歩けたので、
次回はもう少しコースを伸ばしてみてもいいかしら。
城山や津久井湖あたりもハイキングコースが整備されているみたいだし、
また時期を変えて行ってみようかなー。