その生き様が“愛”なのですにっこり

 

 

あしあとあしあと

 

 

これまでに、

様々な“最期”を見届けてきました。
 
そこには、
様々な感情が溢れています。
 
悲しい、
寂しい、
悔しい、
もっと、
まだ、
愛情、
感謝、
…。
 
“別れ”において、
様々な感情が湧き出ることに、
人間と動物たちの間で、
さほど違いはありません。
 
 
けれども、
そこに向き合う人間と動物たちには、
圧倒的な“差”があります。
 
彼らは、
終わることを、
別れが来ることを、
当たり前に受け入れているのです。
 
 
 
 
 
 

かつて、

すっかり衰えたそら様は、

こんなことを言っていました。

 

「僕が今頑張っているのは、

過去あんなに幸せな生活があったからなんだ。

だから少しでも長く一緒にいたくて頑張っているんだ。

だから、

僕が褒められるべきなのは、

今の頑張りではなくて、

過去あれだけ幸せだったことなんだ。」

 

 

『生きる』ということは、

幸せを積み重ねることなのだ、と。

 

少しでも長く生きたいのは、

少しでも多くの幸せを積み重ね、

想い出として持ち帰りたいからなのだ、と。

 

良き事も、

しんどい事も、

それを体験できること自体が、

幸せなのだ、と。

 

ブチギレですけどねw

 

 

 

その想いは、

我々人間がテーマパークに遊びに行く様に似ています。

 

テーマパークには、

閉演時間がある。

 

どう足掻いても、

その日その時間が来れば、

絶対に終わりを迎える。

 

それを分かった上で、

それでも遊びに行く。

 

閉演までに、

なるべく沢山のアトラクションを体験し、

笑ったり、

泣いたり、

ワクワクしたり、

スリルを味わったり、

ちょっぴり怖かったり、

そんな体験をなるべく沢山積み重ねて、

家路に着く。

 

そして、

その日のことを思い出して、

あんなことがあったねって、

笑いあったりする。

 

 

「テーマパークに行く」

それ自体が目的なのではなく、

そこで得る体験、

そしてその想い出を笑い合う時間、

そこに『幸せ』を感じるから、

終わりが来ると分かっていて、

わざわざ遠出をしてでも、

テーマパークに遊びに行くのです。

 

 

 

動物たちは、

そんな人間たちと同じ心持ちで、

『人間と共に生きる』

ということを選択しているように思います。

 

いつか終わりを迎えるからこそ、

少しでも多くの想い出を積み重ね、

それを胸に、

時に思い出しては、

皆で笑い合い、

自分と出逢わなければ得られなかったであろう、

温かな記憶と、

そこに想いを馳せ、

あぁ幸せだったなって、

そう思い返す時間を、

沢山遺していきたいのです。

 

愛する家族の、

そう、

貴方の元に。

 

 

 

 

そら様が旅立った時、

「彼は“生き切った”のだな。」

そう思いました。

 

命のロウソクを、

炎を燃やし尽くした。

 

母の温かな腕に抱かれ、

肉体の限界まで幸せを積み重ね、

“終わり”を迎えた。
 
 
そこに、
名残惜しい気持ちはあるけれど、
未練はない。
 
僕と共に得た体験を、

その想い出を笑い合う時間を、

そこに『幸せ』を感じる時間を、

めいっぱい遺すことが出来たのだから。

 

 

 

 

 

 

 

貴方に届いた“お手紙”が、

彼らが望む『幸せ』の、

温かな記憶の一部となりますように。

 

 

 

 

 

 

春の特別企画2026

 
我が子からの“愛”
お受け取り頂きました皆様
ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

あしあとあしあと

 

 

 

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