動物行動学的 仔犬の成長段階
社会化期(後期)
生後8~12週齢(約2~3ヶ月頃)
発達段階
・感覚機能:発達中
恐怖心を覚える。
警戒心が芽生える。
・運動機能:発達中
急成長期の終盤。
『ワンプロ』を習得する。
・行動パターン:発達中
『痛み』を避ける。
身を守る行動を覚える。
だいたいこんな時期
自分の身を自分で守ることを学ぶ時期
人間だと小学生ぐらい。
保護者がいない環境下での生活に基盤が移り、
自力で身を守ることを学ぶ時期
友達付き合いを通じて社会性を身につける、
「みんな仲良く」が大事なお年頃。
行動学的補足
社会化期(前期~後期)は、
周囲との関わりを通じて社会性や犬付き合いを学ぶ、
性格形成において非常に重要な時期。
所属と愛の欲求を抱き始める。
『社会化期(後期)』は、
その後の性格形成において最も重要な時期。
所属と愛の欲求が強くなっていく。
この時期に恐怖体験が多いほど、
警戒心が強くなる傾向がある。
逆に何の体験もしなさ過ぎると、
『ケンネル症候群』と呼ばれる極端にビビりな犬になりやすい傾向がある。
この時期の他犬との関わりが多ければ多いほど、
『ワンプロ』も上達する。
Dog life support PlaMのブログより加筆・修正してお届け