鼻先、小鼻縮小、人中短縮後 鼻孔縁挙上 症例写真 144例目 | シエルクリニック院長ブログ

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他院で、鼻先、小鼻縮小、人中短縮を受けられました。

正面から鼻の穴が見えすぎるのが気になる、との事でした。

 

鼻の穴を見えにくくする手術は鼻孔縁下降ですが、

鼻先の手術による鼻孔縁の瘢痕、変形のため、手術不能です。

少しでも改善させるには、鼻孔縁挙上しか選択できる手術はありません。

小鼻のボリュームにも効果的なため、鼻孔縁挙上を行いました。

非常に困難な症例ですが、極限まで切除しました。

 

鼻孔縁挙上の1ヶ月後です。

鼻孔縁挙上術

三角鼻(特に向かって左)が改善し、鼻の穴が見えにくくなりました。

鼻孔縁下降をした様な変化です。

小鼻のボリュームが減り、縦の長さが改善しました。

傷跡が小鼻のフチ取りの様になっていましたが、目立たなくなりました。

小鼻外側の影が薄く(忘れ鼻効果)なり、小鼻の存在感が減りました。

 

横からです。

鼻孔縁挙上術

小鼻のフチが上がりました。

いわゆるACRの改善です。

 

斜めです。

鼻孔縁挙上術

小鼻が非常に目立って状態でしたが、改善しました。

鼻先が下がった様に見えます。

 

反対の横からです。

鼻孔縁挙上術

こちらも、小鼻のフチが上がりました。

鼻先が下がった様に見えます。

 

斜めです。

鼻孔縁挙上術

目立っていた小鼻が小さくなりました。

向こう側の小鼻の見え方も良くなったため、ACRが格段に良くなりました。

 

下からです。

鼻孔縁挙上術

前回の鼻先の手術で、鼻孔縁が変形し、瘢痕になっていました。

そのため、鼻孔縁下降術はできませんでした。

 

こちらのモニター様は、治療期間中に鼻腔内ヘルペスを発症されたため、

左側(向かって右)の鼻孔縁の一部の治りが悪いです。

時間の経過で改善していきます。

鼻の穴の左右差は腫れが引いた時点で、目立っていれば改善させる事も可能です。

 

 

今回のモニター様は、1ヶ月検診の際、今回の手術の満足度は非常に低い、との事でした。

今までの全ての不満が解決して、これが最後の手術になると思っていらっしゃったそうです。

特に、下から見た鼻の穴の左右差が気になると。

鼻孔縁挙上術は効果的な方法ですが、思い通りにできる手術ではありません。

 

当院で手術を受けられた方や相談された方は、よく記憶されているフレーズだと思いますが、

鼻孔縁挙上は、“なる様にしかならない手術です。"という言葉です。

 

これは手術をすれば、自動的に決まった形になる、という意味ではなく、

その方の持って生まれた鼻の形や、受けた手術による変形という制約の中で、

”できる限りの限界の手術をする事で、その鼻がなる事ができる最良の形になる。”

という意味です。

 

ただし、限界までの切除をしなければ、“なる様”にもなりません。

もちろん切除には限界があるため、患者様の理想の形にはならないと思います。

 

しかし、鼻孔縁挙上術は他の鼻の手術では得られない様々な効果があります。

小鼻は非常に複雑な立体的な形をしているため、少しバランスが崩れると、

一気に形が悪くなります。

鼻孔縁挙上術が持っている潜在能力は計り知れません。

 

あと何年手術を行うかは分かりませんが、

誰も到達できないような高み、を目指しています。

 

こちらの施術費用は407,000円(税込み)です。

鼻孔縁挙上術のリスクは、傷跡、左右非対称、鼻孔縁の不整、皮膚壊死などです。

 

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