こんにちは。
今日はまず英語ネタからです。
”シェイクスピア&ハサウェイの事件簿"
シーズン3
第7話「電力会社とエコ団体」
Best Beware My Sting
写真とあらすじはAXNミステリーより
ミノーラ電力の会長、ゴードンには悩みの種の長女、ケイトがいた。
彼女が所属する過激な環境保護団体“モータル・コイル”は彼の会社を攻撃し邪魔をしてきたのだった。
大事な末娘、ビアンカの結婚式を前にゴードンはフランクたちにケイトの見張りと環境団体の調査を依頼する。
無事に結婚式が終わりほっとしたのも束の間、ビアンカと花婿のルーカスが誘拐されてしまう。
ケイトの属する環境保護団体、
”モータルコイル”。
ドラマがシェイクスピアに関連しているだけに、
そこには意図がありました。
”shuffle off the mortal coil”
この世のわずらわしさをなくす;
往生する、死ぬ 《★Shakespeare 「ハムレット」から》.
mortal coil
フランクに反抗するケイトだが
妹のビアンカが誘拐されたことで協力する。
とらわれていたビアンカは
無事に逃げ出し家族の元に帰ってきましたが、
新郎のルーカスは殺されてしまいました。
誘拐犯は環境保護団体のリーダーなのか?
真犯人にむかってケイトが放つ言葉が、
You don't care about single living thing ,do you?
(字幕)命はどうでもいいのね!
大義のためならば
1人の命を犠牲にしてもいいのか?
living thing
all living things
おまけ:
ルーがセバスチャンに架けた一言。
How's your paffiness?
むくみはどう?
puffiness
腫れ、肥満、誇張、自慢
重い話しになりますが、
ニュースでもっと取り上げてもいいのにと
いつも思っていることです。
英語コーナーでのフレーズ、
You don't care about single living thing ,do you?
1人(だけ)の命ならは気にかけないの?
このフレーズ、
ドラマとは関係なく
浮かんだのは
香港の民主化グループへの圧力のこと。
日本ではこんなことは起こらない
そう思いがちですが、
日本でも行政の圧力によって
苦しむ人たちはいます。
たまたま今、自分が当事者になっていないから気づきにくい・・・。
(他のニュースにかき消されているのか、
マスコミ操作されているのかわかりませんが。)
先日”報道特集”でクローズアップされた
長崎県の石木ダムの問題でも
自分の故郷がダムに沈まないよう反対する住民に
「そこまでして作る必要のあるダムなのか?」
何十年にも及ぶこの問題。
納得する説明もないまま、
反対派を切り崩し
時には警官隊を投じて
強制的に住民を排除しようとする姿勢。
法律さえ変えてそこに住む権利を奪う。
恐ろしい事です。
1人ではなく、
国民のうちの少数なら
国のために犠牲になっていいの?
そんな風に考えてしまいます。
ダム建設に反対する住民や
香港の若者たちが警官隊に連行されていく姿に
中島みゆきの「世情」という曲が
頭の中で流れてきます。
この曲は80年代の人気ドラマ
金八先生の第2シリーズ。
加藤優が桜中学に転向する前にいた
荒谷二中で放送室に立てこもり、
卒業式に参加させてもらえない同級生のために
謝罪を求めるというもの。
校長が謝罪したあと
放送室を出た加藤優と仲間が
警察に逮捕されるシーンで流れました。
当時中学生が逮捕されるシーンにショックを受けました。
その後、何回か再放送も見ましたが
毎度のことながら涙無くしては見られない
エピソード「卒業式前の暴力」
著作権の問題なのか、
名場面はちょっと加工されています。
でも「世情」が流れるシーン(4分くらいから)は見て頂きたい!
今見ても泣ける・・・・
”不良”や”反抗”を賛美するわけではなく、
当然の権利を
力でおとなしくさせようとするところが
更にこじれて行く原因なのに、と思ってしまいます。
香港、日本の国内の各地,
問題をこのように解決していいものかと・・・
重いテーマでしたが
読んで頂きありがとうございました。
では今日はこの辺で。
またお会いしましょう。
≪いざという時のために覚えておきたい一言の記事にリンク≫
・公共服务领域日文译写规范
http://www.moe.gov.cn/s78/A19/yxs_left/moe_810/s230/201903/t20190315_373595.html …