旅するフランス語です
Leçon 7 Pot-au-feu ポトフ
このところ冷え込んできたし、
ポトフで温まりたいですね~
さてこのポトフ
Pot-au-feu
と書きます。
普段は読まれないpotのt
でも次にくる母音au(オ)とリエゾンしてポトフと読むんです
potは鍋や壺、
auは前置詞(a+ 冠詞le)
feuは火
鍋と火・・・でも火鍋じゃないよ!
火鍋みたいに辛くない、ブイヨンとお肉、お野菜のフランスの鍋料理ですね。
今回ポトフに情熱を注ぐシェフ、ピエールさんのお店に行った黒木華ちゃんとボグダンさん。
華ちゃんのフランス語すごく伸びてる?
発音を時々直されるけれど、声とか雰囲気もすごくフランス語に合っている気がします
ポトフの前に飲み物のワインを選びました。
boisson
飲み物
ワインは「ポトフの優しい味を邪魔しない軽めの物が合いますよ」とアドバイスを受け、
今回は特別に地下のワインセラーにワインを見せてもらいに行きました。
la cave à vin
ワインセラー
ワインといえば
rouge 赤 blanc 白 rosé ロゼ
そしてスパークリングワイン
(テンション上がる~)
2人はロゼにしたのかな?(多分)
ピエールさん、ポトフ作りにはこだわりがあります。
シンプルな工程ですがとても丁寧に時間をかけてます。
アクを取る
☆ écumer
~のあくを取る・あわ立つ
そしてブイヨンを濾す!
On va passer du bouillon au chinois.
bouillon
ブイヨン
写真はネットでお借りしてます
chinois
(名詞)濾し器 ・ 中国語
(形容詞)中国の、中国人
chinois(シノワ)はここでは「濾し器」なんですけど、
中国人や中国語の意味でもあります。
ちなみに中国はChine(シン)
じゃ、何でシノワって呼ぶかって?
この濾し器を逆さにすると「中国の帽子」に似ていることから。
ベトナムや四国八十八か所巡りでも見かけるようなあの帽子です。
この形が「シノワ:濾し器」と形が似ているところがルーツ
余談ですが、フランス語を習いたての頃、
先生がアクサン・シルコンフレックス のことを、
chapeau chinois(中国の帽子) と身振り手振りで「帽子の形」と教えてくれましたっけ。
このaの上にある山の形の記号がアクサン・シルコンフレックス
â
おかげですぐ覚えましたけどね。
さて、ポトフ作りに話は戻り
濾した後5時間煮込み、
更に余分な脂を取ります。
dégraisser
脂を取る
そのため一度冷蔵庫に入れます。
表面に浮いた脂が固まるのでそれを除くという徹底ぶり!
美味しいはずですね~
具の中には見慣れないものが!
タケノコみたいなのは何?
Os à moelle
骨髄
栄養ありそう~。
中のゼラチンのようなトロトロのエキスもいただきます!
C'est fondant!
トロトロです
ポトフをいただいて、その次に紹介してくれたのは
Bustronomeというバスのレストラン。
エッフェル塔を眺めながらのお食事は優雅ですね
バス酔いで気持ち悪くならないでね~
次回はパリを離れるようです。
それも楽しみ
では今日はこの辺で。
Bon journee
Au revoir
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