横浜の激坂でプジョーの試運転ライド | CICLI LA BELLEZZAのブログ

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愛するヴィンテージ自転車たちとの生活

エロイカ・ジャパンに向け、フロントのインナーを42Tから40Tに交換したプジョーPR10Lの試運転に行って来ました。

伊豆の山道に匹敵するような勾配の坂で試したいと思い、選んだのは、横浜・山手の丘陵コースです。

 

フロントが 52x40T、リアが 14-24Tのセッティングになっています。リアを26Tまでにするかどうか、悩ましいところです。

 

よく磨いたストロングライトのチェンホイールは、美しい艶が出ています。

 

先日ゲットしたルコック・スポルティーフのジャージを着てみることにしました。

 

途中、品川区から大田区の運河沿いには、きれいな公園がいくつかあり、サイクリングコースも整備されています。

 

いつもは環八から羽田空港を横目に見ながら、すぐに多摩川の橋を渡ってしまうのですが、今回は空港ターミナルまで寄り道してみることにしました。

後ろに見えるのが国際線ターミナルですね。ここから先は、自転車では入れないことになっています。

 

さらに、川崎市の京浜工業地帯へ寄り道しました。

ここはJR鶴見線の終着駅、扇町です。

駅舎と呼ぶにはあまりに小さい無人のゲートの奥に単線の線路と小さなプラットフォームがひとつ。大都会の秘境駅といった趣のある駅です。

 

横浜みなとみらいに来ました。

ちょっと雲が厚くなってきましたが、夜まで雨の心配はなさそうです。

 

山手の丘の麓にある元町の商店街。

ここから丘の上まで登る急坂が何本かあるので、それを攻めていくことにします。

 

まず最初は代官坂。丘の上まで一直線に登っていきます。

登り終わったら、一旦坂を下って、次の坂に向かいます。

 

次に挑んだのが潮汲坂。

ここはとんでもない激坂で、写真の奥の森から、さらに勾配がキツくなります。登る前に地元のおじさんから『ここ登るの?!』と驚かれてしまいました。

それでもプジョーは問題なく走ってくれましたが、私の心臓が音をあげてしまい、ついに途中で一度足をついてしまいました。

 

潮汲坂を登り切ると、名門フェリス女学院のすぐ横に出ます。

この丘の上の道は外人墓地や異人館などが並ぶ人気の観光コースになっています。

ここからまた潮汲坂を下って元町に戻ったのですが、登りで苦しめられたこの激坂は、下りも真っ逆さまに落ちていくようで、恐怖感を感じます。 ずっとブレーキレバーを強く握っていたので、手が痛くなってしまいました。

 

この後、三つ目の地蔵坂を登っている時にアクシデントが発生。

先ほどの潮汲坂のダメージなのか、太ももの裏のハムストリングが攣りそうになってしまい、なんとか登り切ったものの、無理をせず、その後予定していた坂はキャンセルして帰路につくことにしました。

 

今回の試運転でわかったこと。

プジョーは快調です。強いて言うなら、ブレーキのストロークをもう少し狭めるぐらいでしょうか。

エロイカでは息子が乗る予定ですが、今回私が走ってみた感触から言うと、やはり、フリーを現在の14-24Tから14-26Tに換えておいた方がいいかなと思いました。

 

エロイカまであと2週間。フリーを交換したら、もう一度乗ってみようと思います。

自転車よりも私の脚のほうが心配ですね。(笑)