瞑想をすると、「ストレス解消」、「仕事の効率アップ」「記憶力アップ」などの

効果があります。

これは、体験的に知られていましたが、それにはちゃんとした訳があることが、

脳の活動状態を調べることによって明らかになっています。

今回はその紹介をいたします。

 

瞑想をしているとき、頭はいろんなことを考えたりすることをやめ、「ぼんやり」

していますが、実はこの時、「脳は活発に働いている!」のです。

 

これは、以前NHKの「あさイチ*」で「すごいぞ!驚異の“ぼんやり”パワー」として

紹介されていたものです。

あさイチでは、“ぼんやり”を、「頭を空にして、一定時間何もしていない状態」と

番組独自の視点で捉え直して取材を行っています。

以下、あさイチのページからの引用です。(*2015年4月15日)

 

  なぜIT企業で“ぼんやり”する時間を設けたことでメリットが生まれたのか?

  最先端の脳研究施設を瀬田アナウンサーが訪ね、脳内では何が起きているのかを

  探りました。

  fMRIという脳の測定装置で調べてみると、“ぼんやり”しているときには、

  仕事など何かに集中しているときとは、全く違うさまざまな部分が活動している   

  ことが分かりました。

  “ぼんやり”しているとき、脳は休んでいるわけではなかったんです。

 

  “ぼんやり”しているときに特に活発だったのは、

  記憶を思い出すときに働く「楔前部(けつぜんぶ)」や

  価値の判断などに関わる「前頭葉内側部」など。

  これらさまざまな部分が同時に働くことによって、取り込んだ情報の整理などに

  つながっている可能性があるのではないかと推測されています。

 

            取材協力:情報通信研究機構 脳情報融合研究センター

            中野珠実さん(大阪大学大学院 生命機能研究科 准教授)

 

瞑想は、「頭を空にして、一定時間何もしていない状態」にすることですから、

瞑想をすることによって、たとえていうと、

脳内で情報が整理されず、ぐちゃぐちゃに散らかったデスクのような状態だったのが、スッキリと整理されるようになる。

また、すっきり整理されているので、脳のスペースが広くなり、

蓄えられた情報がそれぞれ結びつきやすくなる。

そうすると、新しいアイデアが生まれやすくなる。

おそらく、このようなことになっているのではないかと思われます。

 

今回は、脳の研究から、「瞑想」のときには、「考える」時とは違う 脳の部位が

活発に働いていることが明らかになっている ということを紹介しました。

参考になれば幸いです。