同じ出来事でも、受けとめ方が違うと、次にとる行動や感情は随分異なってきます。
大学の心理学の授業の時、先生がこんなふうに言われました。
「君たち、お隣の犬が毎日吠えてうるさいとしよう。でも、もし、その犬が1回ワンと吠えるたびに1万円あげましょう、と言われたら、どうだい? こんどは、また吠えないかなあ、と期待して待っていたりするんじゃないかねえ?」
出来事は変わらなくても、受け止め方を変えることで、ストレスだったことがストレスではなくなることがあります。認知療法、認知行動療法では、その「受け止め方」に働きかけます。
みなさん、こんなことありませんか?
先輩から、難しい仕事を頼まれた。
その時、「自分には無理だ」と考えると →落ち込みますし、
「なんで私がやらなきゃいけないんだ」と考えると →イライラします。
「面白そう!」と受け止めると →やる気が出てくるかもしれません。
「現実世界」(事態・状況)→状況を把握、解釈する「考え方」(認知)→「感情」
このような図式になっていますので、
「認知を変えると →行動が変わります →すると感情が変わります」
ただ、人によっては、ストレスをため込みやすい「思考」や「行動」の「癖」を
持っていることがあります。
例えば、完璧主義とか、「~すべき」と自分や他人に厳しいルールを課すとか、
すべてをマイナスに捉え、良い面を見ないとか・・・。
これらの癖には、いくつかのパターンがあることが知られています。
専門用語では「認知のゆがみ」といいますが、それについては次のブログで
紹介したいと思います。
なくて七癖ともいいますよね。自分を振り返ってみると、思い当たることがある人もいるかもしれません。
そのような「癖」を「認識」し、「そうならないような対処法」を探す
のが、認知療法、認知行動療法です。
なかなかいっぺんには変わらないかもしれませんが、気づくことが、
ハッピー、しあわせ への 大きな一歩。
「知るは力なり」です。ご参考になれば幸いです。
