ハッピーになるコツの一つに「リフレーミング」があります。

「リ」「フレーム」、「枠組み」(フレーム)を変えること。その人が今まで思い込んでいた考え方を 別の視点から捉えなおすことです。

今回は、この「リフレーミング」についてご紹介してみたいと思います。

 

水が半分入ったコップを見て、「もう半分しか残っていない」と捉えるのと、その水を、「まだ半分もある」と捉えるのでは、全然違いますよね。

起きている事柄は変わらないのに、意味が変わると気持ちや行動も変わりますね。

あるいは、クリスマスソングの「真っ赤なお鼻のトナカイさん」のように、みんなの「笑いものだった鼻」が、状況によっては「お前の鼻が役に立つ」ことになります。

 

リフレーミングは、これまで問題とされ、否定的なものとされてきたことを、その人の「リソース(利用できる資源)」に変えるための働きかけです。

なので、このリフレーミングという方法を知っておくと、皆さんが人生をハッピーに生きる上での力となると思います。

 

リフレーミングには2つの種類があります。「意味」のリフレーミングと「状況」のリフレーミングです。

①「意味のリフレーミング」は、出来事に対して異なる意味を見出そうとするリフレーミングです。

例えば、エジソンのこんな言葉を聞かれたことはないでしょうか。

「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ」。

なるほど、こんなふうに捉えると、「失敗」は、単なる「挫折」ではなく、

真の成果が生まれるための「試行錯誤の一環」となりますよね。そうすると、また

めげずに前に進んでいくことができるようになりますよね。

 

あるいは、別の例をあげてみましょう。「この子は飽きっぽい」というと、ダメなとことばかり目についてしまいがちですが、次々と興味が変わるということですから、「この子は好奇心旺盛」ということもできるわけです。角度を変えて見ることで、短所だと思っていたことが長所として活かすこともできるようになります。

 

②「状況のリフレーミング」は、人物や物事、出来事などが置かれている状況ならびに背景の枠組みを 改めて考え直すことです。

「適材適所」という言葉がありますが、トナカイの赤い鼻が雪の夜道ではとても役に立ったように、どんな経験もどんな行動も、ある状況、あるフレームの中では適切なものとなります。行動そのものには、決まった価値はありません。どんな行動も役に立つ場所があり、それを決めてあげるのが状況のリフレーミングです。

 

その例として思い浮かんだのは、日頃私たちが使っている「付箋」。

これは、もともとは、強力な接着剤の開発に莫大な資金と時間を投資して失敗した液体なのだそうです。ですが、「くっついてはがれる、またくっついてはがれる」という事実に目を向けて、新しい文具にして普及したものが、この付箋なのだそうです。接着剤の開発としては失敗したけれども、他の物として成功した事例です。

 

問題解決を考えるときに、一つの考え方だけにこだわってしまうと視野が狭くなり、うまく解決できなくなります。「リフレーミング」は、物の見方が広がり、選択肢が増えて、人生を柔軟に生きていけるようになるためのツールだと思います。

今回はハッピーになるコツの一つとして、「リフレーミング」をご紹介しました。

 

なお、リフレーミングには、次の5つの手法があります。

 言葉のリフレーミング、as ifのリフレーミング、時間軸のリフレーミング、

 解体のリフレーミング、wantのフレーミングです。

それらについては、次回にご紹介したいと思います。