牛歩 | ★頑固で石頭*Black無糖のカレ vs そんなカレに恋したワタシ★

★頑固で石頭*Black無糖のカレ vs そんなカレに恋したワタシ★

あづきの日常★★独り言★★恋愛★★南米Blackアールとの恋の軌跡を主に綴ります。

※ちょこっとだけ、18禁かも。

 

 

初めてアールとin person で会った2年前。

 

カレは緊張なんてまーったくしてないように見えて、普段通りで、自然体でいた。

(オンラインで知り合った人と、in person で会うのに慣れてるの?なんて勘繰った)

しかし私の方は、ガチガチに緊張していて、カレが素のままでいてくれたから、おかげで次第に緊張がとけてきた。

 

 

そんな風に思っていたけど…

 

今のカレの様子を見ていて、改めて2年前を思い返したみたら、


全然違う

 

2年経って、ようやく私に遠慮しなくなり、私に素を見せ出したいうことが、最近、だんだんとわかってきた。


アールは、結構カレなりに、

おりこうさんに振舞っていたのだなぁ、、、と、

今の姿と2年前を比べてみて、にやにやする。

 

(でも、今でも「私によく思われたい」という気持ちはきちんとあるみたいで

特にベッドで満足させることにかけては怠るということを知らず…お互い、そんなに経験豊富ではないからってのもあるし…

そしてアールは勉強オタクなのもあってか探究心旺盛…

なので、未だにPDCA会議は健在です)

 

 

 

2年近くかけて私のことを信頼してきたこと

私に対して安心している、ということが、

最近すごくよくわかってきた。

 

そういうカレの変化に気づくことが、増えてきた。


それが、ここ最近ずっと、私が安定していられる理由。

 

 

「僕のやり方は他の人とは違う。

 僕は、人と近づくのに、時間がかかるんだ」

 

カレがそう言っていたと、以前、私たちの共通の友人だったチエから聞いたことがあった。

 

今になって、その言葉をしみじみと実感している。

 

 

 

出会って恋に落ちて盛り上がり、あっというまに急速に近づくのではなく

 

時間をかけて、近づいていく、関係を少しずつていねいに作っていくということの、

心地よさ安心感を、アールのやり方で初めて知った。

 

 

カレがなかなか近づいてくれない気がして、

カレの内側に、ぜんぜん入れてもらえない気がしていて

いつも不安になっていたあの日の私に

「大丈夫」って言い続けてくれた、ブロ友さん達に、本当に、本当に、心から感謝です。

 

 

 

ランチを買ったよ

とだけ言って

 

私に何がほしいかを聞かずに、私の分のサンドイッチを買ってきてくれる

という行為が、2年が過ぎて初めてのことで

 

たかが、そんなこと。


ふつうのカップルなら、ごく当たり前の、小さな小さな、取るに足らない日常。

 

そんなことでさえ

私にとっては、何だか、とてもくすぐったい。

 

 

今まで、2人でまず最初にシャワーを浴びてからしか、肌を重ねなかったカレが


この暑い真夏に、シャワーを浴びずに

 

おいで

って、


ベッドの隣をポンポンと手で叩きながら

優しい目で、言ったこと。

 

お互い、家を出る前にシャワーを浴びる習慣があることを、私たちは知ってるけど


超汗かきなのは私の方で(しかもカレは潔癖症)

 

私、すごく汗かいてる

背中濡れてるもん

 

と言ったら

 

そのまま

おいで 

ともう一度言って、


自分の上に、後ろ向きに私を座らせて

背中の汗に唇を這わせて、

 

待てない

ってつぶやきながら

背中じゅうにキスしてくれたこと。

 

 

初めて会った日は、エルトン・ジョンやウルフルズの歌を口ずさんでいたカレが

 

ご機嫌な様子で、自作の、その時思ったことを日本語で、

なかなか良くできたオリジナルソングを即興で歌い出すこと。

その声の音域が広くてうまいから、ヘンテコな歌なのに、いつまでも聴いていたくなる。

 

 

ランチや何かを食べた後に歯磨きをしなくても、キスしてくれだしたこと。

 

 

ニュースを見てると文句ばっかりいう、めんどくさいおじさんだけど

ニュースから目を離せば、冗談ばっかり言って笑う、子どもみたいなところ。

 

 

私への配慮は欠かさないけど

遠慮をしなくなってきたこと。

 

(成熟していない人が遠慮をなくすと、ただお行儀が悪くなり図々しくなるだけなので最悪だけど

 成熟している人が遠慮をしなくなるということは、節度がある中で親しさを感じられるので、とても嬉しいものです)

 

 

 

そんな、普通のカップルなら、取るに足らないような、

ごく当たり前っていう小さなことが

 

 

アールと私にとっては、当たり前ではなくて

 

 

2年の月日の末に、ようやく得た、確かなもので

 

 

その全てが愛おしくて、嬉しい。

 

 

始まりは、長い間不安だらけだったけど、この時間をかけるカレのやり方は


自信を持つことが難しくて

男性と関係を作るのが難しかった私には、

 

とっても、とっても合っていたのだなぁと、、、

今となっては、つくづく思います。