このブログを書くのは、自分の感情を整理するため、が主な目的であった。
しょせん独り言の自己満足である。
しかし、数日、ちょっと荒れてしまった私は、思いのほかこのブログで、救われることとなった。
ことの始まりは、アールからのLINEが激減した3日間。
そこからネガティブな妄想が暴走しだして、別れの覚悟までしたのち、アールの説明で一旦おさまったかと思いきや、
退会したと以前聞いていた言語交換アプリでカレを見つけてしまい、再び暴走…
連日の連続投稿に至ったのであるが。
(アールは、私のこの暴走をほとんど知らず、私がひとりで空回りしているだけである。)
その間、多くの方からのありがたい励ましやアドバイスと共に、疑問・質問をコメントやメッセージでいただいた。
実は、それに応えていくことで、改めて自分の思考や選択に気づかされたことがあり
対話のチカラは、すごいなとしみじみ感じた。
誰かに訊ねられなければ、私の中に埋もれていたであろう思考を、引き出してくれたのは、顔も知らぬ方々の問いかけなのである。
数人の方が、私と同じように、恋人の言語交換や出会い系アプリの使用に負の感情を持った経験を持ち
「アプリを利用しないで」と恋人に直談判した経験を話して下さった。
また、ある方は
「なぜ、思っている胸の内を、アールに直接言わないの?」と率直な疑問を伝えて下さった。(ものすごく温かな励ましもいただき、私の傷みを共有して、胸を傷めて下さっていた。)
そう言われてみれば、ほんと、なぜなんだろう?
と改めて、自分の選択や思考を考えるきっかけになった。
正直な、100%自分の感情のみの要求を、もし言ってよいとしたら
・他の女性とチャットしないで
・日本語の勉強なら私とだけして
・気晴らしなら私とだけして
・他の女性を見ないで、喋らないで
・他の女性のWhatsApp もLINEも全て消して
・休日は全て私のために使って
である。ぶっちゃけ。
一方、私が同じことを相手から言われたら、どう思うかというと
正直、いい気はしない。
というか、現実的に、無理。
異性の友人を持つなと?
私のことを信頼していないの?
私のこと、誰かとお喋りしただけですぐに服を脱ぐ女だと思ってるの?
私の休日は、私のもの。
私は子どもたちの母親でもある。
と大変ムカつくであろう。
自分がひとにされてイヤなことは、自分も相手にやっちゃダメ。
それが、カレにアプリの退会を言わない理由の一つだと思う。(今回改めて考えた結果、理由は3つ思い当たった。)
自分が踏み込まれたくないテリトリーを持つから、相手のテリトリーにも踏み込めない。
アールもきっと同じタイプだから、私に、そう言うことをこれまでに言ったことがないのだと思う。
元夫が、浮気をしていたのを知った頃
まだ元夫のことが好きだったので、とても傷ついた。
当時ガラケー時代で、ロックやパスコードなどなく
入浴や就寝中に、コッソリ元夫の携帯を盗み見するたび
大きな罪悪感と、
必ず見つけてしまう
女性とのガチでアウトなやり取り。
その時期、私にとっては
メールの通知音、元夫が携帯を触る姿、全てが疑いの源になった。
乳飲み子と幼児を抱えて、無理矢理の笑顔で走り回って、子育てと仕事をしながら、
夫のガラケーの場所を常に意識して、
すきあらばチェックしようとする…そんな気が狂いそうな日々だった。
(新居への引っ越し当日に浮気が発覚したので、組んだばかりのローン・妊娠後期のお腹・上の子・夫への感情、全てどうしたらいいか分からずに思考と感情の多くが凍りついた。時々沸騰しては凍りつくの繰り返し。)
しかし、すぐに精神的な疲弊も重なり、そんな状況を続けることは出来ず、理解した。
理解するしかなかった。
24時間、ひとの心を監視したり縛ることは不可能だ、と。
これがふたつめの理由。
アールの心は自由で、私を愛してると言ってくれたカレを、私が信じられるかどうか、結局ただそれだけなのだと思う。
コメント下さった方も言っておられたが、「出会いはアプリじゃなくてもどこにでもある」と。
ひとの心は自由だもんなぁ
だれにも縛れないよなぁ
と、元夫の携帯電話を、またいで通ることが出来るようになった瞬間に、悟ったのである。
たとえば、奥様がすごく厳しくて
がんじがらめの監視下に置かれている夫。
妻の監視の網の目をかいくぐって浮気して
バレてボコボコにされても
浮気をやめない男なんて、何人も知ってる。
魅力的で、女性から言い寄られても
チャンスがあっても
誰にもバレない状況でも
浮気しない人はしない。
(少ないかどうかは、置いといて)
そうして私は当時、浮気を認めて謝る夫を許したが、結局数年後に同じこと…イヤそれ以上のデカいことをされて、別れた。
男性不信とでっかいトラウマだけいただいて
どれだけ口説かれても、誰のことも好きにならなかった7年。
一生、恋愛をすることは、ないだろうと、思っていた。
昨年、アールに恋に落ちるまで、私は親友Sから
尼さん と呼ばれていた。
アールに恋したと打ち明けた日には
ついに天大岩が開いたか!
と言われたのである。