〝やっぱり〟の意味 | ★頑固で石頭*Black無糖のカレ vs そんなカレに恋したワタシ★

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あづきの日常★★独り言★★恋愛★★南米Blackアールとの恋の軌跡を主に綴ります。

私は、ファッションに興味を持ち始めた10代の頃から、いわゆる〝エスニックファッション〟と呼ばれる服を好んでいた。

 

社会人になって一番羽振りがよかった20代の頃も、オトナになった今も

ブランドの服、カバン、靴、財布などには興味がなく

 

アフリカやインドの布、和布、麻布などを使ったワンピースやスカート、サルエルやアラジンパンツを好み

 

足元は真冬以外、歩きやすいヒールのないサンダルである。

 

気に入り過ぎて、色違いも買ってしまったロングスカート。

腰からお尻のラインが、まるでくびれてるかのようにセクシーに見える上、歩くと裾までヒラヒラと優雅。

それなのに、人に言いたくないくらい安いのである。

(3千円以下。2枚ともヘビロテで一年以上着ており、ガンガン洗濯機で洗っているが、色落ちもせず破れていない優れもの)

 

化粧は、ちふれのアイカラーでほんの少し色を乗せるくらいで、ファンデーションも日焼け止めも、日常では塗らない。

 

日傘を持ったことがなく、日射しを浴びるのが大好きである。

 

 

手のネイルは出産を機にしない主義となり、足のペティキュアは時々楽しむがいつもはしない。

 

ネイルをしない代わりに、ブレスレットやアンクレットで手足を女らしく飾るのは好きなのであるが、これもシルバーやビーズや天然石など、ブランドものではない、プチプラなものを好んでつけている。

 

 

 

左エクアドルのブレスレットと、右ラピスラズリ天然石のブレスレット。

(ちなみに、指輪はしない。おにぎりは、ラップを使わず手で握る派で、つけたりはずしたりが面倒だからである。)

 

 

化粧をほとんどしないが、香水は好きで、

 

特にこだわりはないが、大好きな香りを3~4種類くらい持っていて、最近はダリライトがお気に入りでいつもつけている。

↑クリックしても、商品ページに行ったりしないので、あしからず。

選ぶ香水は、海外の空港を思い出す、と私が感じるものばかり。

 

 

私の好むようなファッションは、あまり他の女性とかぶることは多くなく

子ども達からは運動会や参観日の際、保護者の中から親を見つけるようなシチュエーションで、「ママ、すぐにわかったよ」と、いつも言われる。

見つけるのに、苦労したことはないそうだ。

 

 

冠婚葬祭は別として、流行に関係なく、いつもこのスタイルでいるため

誰かが私を説明する際「こういう格好の人」と説明するだけで、わかってもらえるらしい。

 

 

「この前、ゆめタウンにいたよね」とか

「駅前で歩いてるの、見たよ」などと言われることも多く

 

遠目でも、パッと「あづきだ」とわかると言われる。

 

 

そういうことを聞くと

…悪いこと、恥かしいことはできないな…と思う。

 

よく道ばたで、お尻の割れ目に食い込んだパンツ(いわゆるPK)を直そうと、服の上からつまんで戻そうとしてしまうのであるが…

あれも、誰から見られているかわからないから、やめておこう。

 

 

こういう、万人とはちょっと違うファッションをしていて

すっぴんだが、香水のにおいをまとって

街中で、何かの生演奏があれば、その場で踊りだしてしまう私は

 

昔から「外国人の彼氏がいそうな人」と、

ずーーーーーっと言われ続けてきた。

 (もしくはただの変わり者)

 

海外旅行が好きで、子どもを産む前はよく貧乏旅行であちこちの国に行っていたし

国際的な観光地に住み、留学生が多くいる地元なので、外国人の友達も、まあ少しはいる。

 

しかし、なぜか「外国人の友達がたくさんいそう」と言われたことはなく

「外国人の彼氏がいそう」とは、何度言われたかわからないくらいなのであるが

「うん、いるよ」と答えるのは、人生で初めてのことで

 

やっぱり~!と言われると

なんだか、どういう気持ちでいたらいいのか、わからなくなるのである。

 

 

外国人の彼氏ができて、こういう恰好をしはじめた人と思われたのだろうか…

外国人の彼氏欲しさに、こんな恰好をして頑張ってる人と思われたのだろうか…などと、

なぜか、ものすごく深読みしてしまって

 

「どういう意味の、〝やっぱり〟なんだろうか」

と軽くへこむのである。

 

私は自分の好きな服を、自分が気分良く&機嫌良くいられるために選んで着ているのであって

 

こういうファッションや、香水が好きであること

今、付き合っている恋人が外国人であることとは

 

何の関係もない

 

と、私自身は思っているのであるが…

 

「やっぱりね」とか「いかにも、そんな感じ」と思われてしまうのは

なんだか心外で、苦笑いするしかなく

 

そんな私は、ちょっと考え過ぎなのだろうか。

 

 

ちなみに、VIO脱毛をしたのは、3年前のことで、それこそ自分のためにしたことなのだが

アンダーヘア事情を聞かれて、「ツルツルだよ」と答えると

 

「やっぱり彼氏が外国人だから、ツルツルにしてるんだ!」と納得されることにも、

 

違う、そうじゃない

 

自分の意志でVIO脱毛して

カレと出会ったのはその2年後のことだし

外国人と付き合いたいから脱毛したわけでは

決してない

 

と声を大にして言いたくなるのである。

(でも、アンダーヘアのデザインをオーバルからハイジニーナに変えたのは、アールの好みである。)

 

もちろん、外国人と付き合いたい!と思って色々な努力をしている人はいるのだろう。

それは素敵なことだと素直に思うし、その人の選択であり生き方である。

 

私の選択と、私の生き方が、なぜ無視されるのかという話である。

 

 

外国人の彼氏がいるというだけで

 

私が着ている服がエスニックっぽいことも

普段からすっぴんなことも

香水をつけていることも

アンダーヘアがツルツルなことも

なんなら、英語を勉強していることまでも

どうかすると、生まれつきのタラコくちびるでさえ

なんでもかんでも

 

外国人と付き合ってるからだね!

 

やっぱり外国人の彼氏がいるから!

 

と一言でまとめられてしまうことに

 

なんだかなー

と、戸惑いまくっている。

 

 

しかし、これまで、私が逆の立場で、外国人の彼氏を持つ日本人女性たちをカテゴライズしてしまい、

 

彼女たちの個人としての人格を無視した発言をしてこなかっただろうか…(残念ながら無自覚に、してきたのだろうと思う)

非常に心配になったのも、また、事実なのである…。

 

戸惑いの後には、己を振り返って、反省する。

 


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