予想ははずれて | ★頑固で石頭*Black無糖のカレ vs そんなカレに恋したワタシ★

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あづきの日常★★独り言★★恋愛★★南米Blackアールとの恋の軌跡を主に綴ります。

今年のいつからかは未定だけど、一年間の海外居住が決まっている恋人のアール。

 

アールの家族はもちろんカレと同じく南米出身だが、カレ以外みんな某国に移住してその国の国籍を取得している。

 

 

数年前のこと、家族が移住した某国に長期滞在ができるように、カレは家族枠の永住権取得の申請をしたそうだ。

 

その申請が通るまでには数年かかるそうで、そんな申請を出したことさえすっかり忘れていた昨年

私と付き合い始めて一ヶ月半が過ぎた頃に、その申請が通ったという通達が来たらしい。

 

 

永住権取得の申請を完了させるためには、その国に一年間居住しなくてはならなくて、いつからなのかはその国の総務省だか外務省が決めるらしく、

2022年のいつか、ということしか決まっておらず、「連絡を待て」という通達であった。

 

 

 

そこで、早速、荷物の整理や、状況・身辺の整理など、準備を少しずつ始めたのが昨年の事。未だに、その後の連絡はない状態で、もう6月になってしまった。

 

 

「もうすぐ、一年間も離れ離れ…。

 サミシイ…。」

 

とたびたび言っていた私。

 

昨年「僕の予想では2月かな」

などと言っていたのに

 

冬が終わり、春が過ぎ、もう夏である。

 

 

そもそもアールは渡航の時期を自分で決められるわけではないが、

「早く行きたい」

と言っていた。

 

カレの言い分では、早くいけば、その分、早く帰ってこられるから。

 

一年間という期間の長さが変わるわけではないのだが、早く始めればその分終わりも早く訪れる、と。

 

また、カレはその某国に滞在したことは何度もあるが、好きではないらしく

「家族と過ごせるのは嬉しいが、めっちゃ行きたくない」そうだ。

 

そして、ただひたすら通達を待たなくてはならないのが、しんどい、とのことだった。

 

 

一方私は付き合い始めたばかりの、まだ不安定な時に

「早く海外に一年行きたい」

と言われて

 

「うん、そうだね!」

などと返せるはずもなく

 

一日でもその日が来るのが遅ければいいのに、とひたすら願っていた。

 

 

しかしもう6月である。

 

…一体いつ通達は来るのか

 まだなのか

 いつ頃の渡航になるのか

 

とヤキモキすることに疲れてきたというか、飽きてきたというか。

 

 

ちょっと、いい加減、まだなワケ???

そう考えてしまう自分がいることにビックリ。

 

あれほど一日でもその日が来るのが遅ければいいのに、とひたすら願っていたはずなのに。

 

 

今は、カレが言っていたように、早く行って、早く帰って来てほしい。

その「離れ離れになる一年」が終わらないことには、

私たちの関係はこれ以上深まらないような気がするから。

 

 

カレと私が恋人であることには間違いないのだけど

 

その先のふたりの将来を語り合う時にはいつも

その1年間が終わらないことにはわからないね、という結論になってしまい

 

なんだかふたりの将来のビジョンをいつまでも「保留」にされているような気分なのである。

 

 


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