「60歳の私」って大きなテーマでしたよね。

 

古くはこんな記事を書いてたし。

 

 

 

 

 

 

まぁ、途中で目標からずいぶん軌道がずれてる自分に気付いたり、修正を意識したり、価値観が変わったり、老いを受け入れたり、自然に任せたり、試行錯誤じたばたしながらも、還暦の誕生日を迎えてしまいました。

 

 

 

 

春に長期の旅をする傾向にある私は、旅の最中に誕生日を迎えるということを何度かしていますけれど、今年も思いましたよ。

 

「あれ、私の誕生日近づいているけれど、その時どの辺にいるのだろう?」って。

 

ADDressの拠点ではひとりぼっちになることも多いし、たとえ他の会員さんが居たとしても「今日私の誕生日なんです」ってお祝いをねだるのも変なので、ならば最高なロケーションで迎えようと土地を検討しました。

 

そして、直島のベネッセ、美術館の中に泊まることにしたのです。

 

ちょうど島のほとんどの美術館の休館日に当たってしまうこともあり、余裕を持って三泊することにし(ベネッセでは珍しい方のパターンです)十数万円かかったとしても還暦は一生に一度と、ケチらないで食事もホテルですることにしました。

 

見ず知らずの人にお祝いをせがむのは嫌だけれど、ホテルには堂々と告げることができました。

 

「人生の記念日にここに泊まることに決めたのです」と。

 

 

 

 

東欧の旅の最中の58歳の誕生日は頑張ってセルビアまで足を伸ばし、ホテルモスクワの大きなお部屋で迎えたのですよね。

 

誕生日を告げていたのでお部屋をアップグレードしてくれたし、誕生日の朝に気を使って小声でバースデーケーキを運んでくださいました。

 

 

 

 

 

 

それまでは悪ノリして誕生日セクシーショットとか撮っていたけれど、流石に還暦の今回はやる気しませんでした。

 

「気持ち悪い。ババア見せんなよ」って思われかねない。滝汗

 

 

 

 

次々と友人からバースデーメッセージが送られてきて

 

「もしかして還暦? 赤いちゃんちゃんこやん!」と言われて我に返りました。

 

「ならば正統派のお祝いをせねば」って、ミュージーアムブティックに草間彌生のカボチャが入った赤いTシャツあったこと思い出して買いに行きましたよ。

 

そしてセルフィーを撮りました。

 

 

 

 

 泣いても笑っても、これが私の還暦記念の画像です。

 

レストランでのコース料理を楽しんでたら、キャンドル付きのケーキと共にスタッフがお祝いの歌を歌ってくださいました。デレデレ

 

 

 

 

 

 

誕生日は1日を通してすべてのホテルスタッフからグリーティングを頂きましたし、チェックアウトの際にもギフトをくださったのです。

 

素晴らしいサービスで、ベネッセにはまた戻りたいと思います。

 

 

 

 

余談ですが、これより数ヶ月前からまぶたの上に脂肪の塊みたいのができて、それがだんだん大きくなる。ババ臭いなぁ、まるで渥美清みたいだわ、って思っていたのです。

 

画像でもはっきり分かるそれでして、これを見て、旅が終わった暁には美容外科で取ってもらおうと思ってましたの。

 

ところが、旅の終わり頃にその部分が痛み出して、触ると傷に触れてるような痛みがあったのに、実家で姉に美容外科の話をしながら「ここのね」って触ったら、それがすっかりなくなっていました。

 

きっとぽろっと取れたのだと思います。

 

昔、叔母が小さなイボができてはぽろっと取れる、なんて話をしてたこと思い出しましたけれど、そういうことってあるんですね。ポーン