58歳の心境

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こんにちは、雅です。

この記事はハンガリーはブタペストに向かう
バスの中で書いています。




5月になったある日
自分はどこで誕生日を迎えることになるのだろう
と、検討してみたところ
ボスニア辺りになりそうだったので
可能性のありそうな場所とホテルをリサーチして
セルビアはベオグラードにある
Hotel Moskvaで迎えようと
それに合わせて旅程を少し早めて移動していました。

ホテルに誕生日祝いでステイすると告知したら
どうやら部屋をアップグレードしてくれたみたいで
あり得ないくらいの大きなベッドとバスタブ付きの
広いお部屋を頂けました。

高級ホテルではあるけれど
スパアクセスが付いた良いディールだったし
値段もお手頃だったので3泊することに。

アルバニアのサランダでも
ウォーターフロントに3泊したとき
わしゃわしゃ動かず
ホテルステイ自体を目的にした滞在の良さを
実感することになったので
今回もそんな訳で自分へのギフトに
一泊余計に予約入れたのですが
アップグレードもそういうこともあっての
ことだったのかもしれませんね。

ちょっと欧米型バカンスのように。

何故かしら「ベニスに死す」の映画を
思い出すことになりました。




毎回部屋に入る時に
かすかに古い教会に入った時と
同じ匂いを感じていたのですが
あれはなんなのでしょう?

大理石って匂いがあるの?
それとも大昔の建築材の匂いでしょうか。




何の予備知識もないまま
ただ「東欧」という言葉だけに誘われて来てみれば
いわばここはバルカンと呼ばれる地域であり
また旧ユーゴスラビア連邦国であり
まだ記憶に残る近年に
大きな戦争があった場所でもあります。

コミュニストに支配された時期を経て
とりあえず今現在はツーリズムを
開発できるくらいの平和に落ち着いた国々。

そこで出会う人々からいろんな話を聞き
今までにない興味深い旅になってきています。




20代の時にも世界を駆け巡ることをしていましたが
あの当時と比べると
もっと深い旅をするようになりましたね。

歴史や政治に興味を持つようになった自分に
熟年になったってことね
と納得するものを感じます。

あとは熟年になっただけもう少ししんみりと
人々と意思を交わせるようになったこと。




この地方は本当に大昔から
領土の奪い合いや民族間の争いをしていたので
歴史に一番新しい紛争でさえ
その長い歴史の延長であると理解するところも。

ただ、国のトップのエゴのために
一般の国民の平和が一瞬にして崩れるのは
本当に痛ましいことで
その一瞬の変化が、後何十年もの苦しみを
生み出すことになるのが恐ろしい。

日本やアメリカは地続きの国境がないので
なかなか理解し難い事でもあるのです。

歴史の浅い開拓された土地だから
っていうのもありますが
USAがあれだけの州を治めて
ひとつの国として存在してるってことは
改めてすごいわって
こっちに来て得た新しい感情です。

日本は陸続きの国境で
隣国との領土争いで血を見ることはありませんが
お隣の韓国からじわじわ来てるものがありますよね。

いつか在日の方のポピュレーションが大幅に増えたら
何かが一瞬にして起こるということも
絶対あり得ない訳じゃないのだ
ということを考えさせられる旅です。

それ以上に、毎年起こる日本の自然災害。

平和や安全というのは
決して保証されたものではないということ。

それ故に毎日をどう生きるか
今あるものをどう捉えるかを
改めて考えさせられる旅になっています。

ただ人々が働いて日々を送っている。

それだけのことが
なんだかしんみりと奇跡的。




3日間ホテルモスクワの優雅さを楽しみながら
そこのスタッフから頂ける
カジュアルさを伴う笑顔が一番のギフトでした。



数年前から意識して撮ってる誕生日セルフィーです。

年齢の数字はひとつ増えましたが
気分的にはとても良い感じです。