東京の漢方サロンで勉強させていただいたときのことをお話ししますね
中医学には人の顔色を見て、
その人の病気を診断するという方法があります
そこでその練習をしようということになりまして
外に出かけました
都内ですから一歩外に出ると
たくさんの人が行き交っています
ですから人の顔色を見るという勉強には
もってこいの場所なんですよね
街角に立って顔色を見ることもあれば
カフェに入ってテラス席で
ハーブティーを飲みながら
顔色をひたすら見るということもやりましたね
なんと1杯1500円もする
ハーブティーだったのを覚えています
東京価格ってすごいなぁと思いました
そこで今でも私が印象に残っているのは
青い顔色をした人がとても多かった
ということです
青という色は中医学で言うと
肝の色なんですね
肝に対応する色と言ったほうがいいんでしょうか
五臓も色も五行学説というものに
あてはめることができるのですが
青色と肝は同じカテゴリーに入っております
そしてこの肝というのは
ストレスにとっても弱い臓器です
ですから青い顔色が多いという事は
ストレスによって体調を崩している
または、崩しているという実感がなくても
やはり体には何らかの影響与えているのが
現れているのではないかなぁと
感じました
青色と一言で言いましても、やはり人間ですから
一人一人その色は微妙に違います
青白い人もいれば、緑がかった青の人もいたし
黒っぽい顔色をあわせ持っている青い顔の人
というのも見かけました
白や黒と言うのも
他の臓器に対応している色なんですね
ですから、そちらの臓器のほうの不調も
抱えている人かもしれないですし
やっぱり人は単純ではないので
あわせ持っているということが多かったかな
という印象でしたね
また他の色についても
どのような体質があるのか
ということもお話ししていきたいと思います
みなさんも、毎朝顔を洗うときには
鏡を見るかと思いますので
今日の顔色はどんな感じかな?
とチェックするのは
その日の体調を知る上での
ヒントになると思いますので
やってみるのも良いのではないかな
と私は思います
ということで
今日はかつて私が漢方サロンで
勉強して経験したことをお話ししてみました
よかったら参考になさってください
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