再アップします
頭痛にも原因がいろいろありますね
というお話です
こんにちは
今日もお立ち寄りくださりありがとうございます
埼玉県本庄市の漢方薬剤師ふくちゃんこと福本敦子です
先日の
神川町での薬膳茶講座の際に
いろいろな質問が飛び交ったのですが~
(皆さんとても熱心で感激)
頭痛に関する質問がありました
頭痛にいいものありますか?
というようなご質問だったかと思うのですが
申し訳ないことに
「頭痛にはこれ!」
とはお答えできなかったんです
なぜなら・・・
頭痛といってもいろいろな頭痛があるから。
中医学で頭痛を解説してみます
外部の影響を受けて発生する頭痛
体の内部の不調によって発生する頭痛
大きくこの2つに分けられます
まずの外部の影響を受けて発生する頭痛は
さらにいくつかに分けられます
外部の影響とはつまり
外からの邪気ということ
風・暑・湿・燥・寒・火などがあり
だいたい風(ふう)の邪気が他の邪気をひきつれて
体に入り込みます
風(ふう)は体の上の方に悪さをしがちです
頭痛・めまい・くしゃみなど
ベースに風がいてトッピングやアレンジに
他の邪気のテイストが加わる
といえばわかりやすいでしょうか?
風+寒
風+熱
風+湿
これらの邪気がそれぞれ体に入り込み
特有の症状が現れます
①風寒頭痛
寒い冬の日に顔や頭部を冷たい風にさらしておこった頭痛など
寒(かん)はギューッと凝縮して固まる、滞る性質があるので
気血が巡らなくなり痛みを引き起こします
②風熱頭痛
熱は上昇しますので、体でも同様の症状が起こります
頭が熱でボーッとして頭痛、喉痛、口喝など
③風湿頭痛
湿(しつ)は文字通り湿気ですね
湿気はジメーッとしてまとわりつきますね
頭に湿気が集まるとじっとりとまとわりつく感じで
重だるい頭痛が起こりやすくなります
これら3つの原因の頭痛は
外部からの影響によるものなので急性の症状です
早めの対応によってこじらせることなく回復させることが大切です
例えば
①風寒頭痛
の場合であれば
まだ体の内部に邪気が入り込まない初期の段階で
邪気を外に追いやる、振り払う働きをしてくれる食材を使うことです
その多くは日本では薬味に使われるものですね
ネギやしょうが、シソなどです
例えば
シソ+しょうがを熱湯に入れてお茶として飲む
これで体がポカポカと温まり
寒い風邪の初期にオススメです
②③のお話はまた後日
記事にしますのでお楽しみに
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