私から父を奪い取ったくせに | それでも走り続ける

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4回目のフルマラソン完走後、気がつけばカツラかぶって仕事に家事に奮闘する乳がんサバイバー。嚢胞だから大丈夫!って言われても安心したらダメですよ〜

こんばんはグラサン
ようじろうです

息子が近くにいない生活
仕事漬けの平日
走る事も怠けている毎日
体重1.5キロ増ショボーン
今日頑張ったら
多分、明日はいい日になるだろう
そんな思いで毎日生きてる。

今日の夕方、スマホに着信。
接客中で電話に出られなかった。
相手は
私の父の内縁の妻でした。

私の母が亡くなった
2001年
亡くなるのを待っていたかのように
父は家を出て、その人と生活を
共にしました。
当時の父は、女性の影をこれっぼっちも
見せず、職場に近い場所に住み込める
施設があるからそこに引っ越すと
家を出た。うちの周りは駐車場が高くて
駐車場を支払うのが勿体無いからって。
父に女の人がいる事は、周囲の噂で
知っていたから、お互いの未来を尊重
したらいいと父の提案を受け入れたけど
当時の私はフリーの身赤ちゃん泣き
悲しくて悲しくて孤独を感じた。

私は私で、最愛の、世界で一番強い母を
胃ガンで失い、そのまま金沢を離れて
オーストラリアに仕事を求めて旅立った七夕
約1年で帰国するのだけど、父と会う事は
あるけど女性の事は一切認めない父。

2005年に私が結婚した事により
ようやく父が口を割ってくれるようになる。
確か父よりも一回り以上も離れている
女性の存在。
息子ねこクッキーが生まれてから、初めて彼女と
会う機会が出来る。
息子が小さい頃は何度かお会いした事も
ある。父を受け入れてくれて、お家に
父を招き入れ、家族同様に優しく
父を扱ってくれた人。

優しいけど、化粧は濃いし
何よりも母が亡くなる以前から
父と付き合っている。
父も悪いが、私はどこかでこの彼女が
好きにはならなかった。

父が当時言った一言
「俺の老後の面倒看る人が出来たから
お前は心配しなくてもいいぞ!」
ショボーンそうか、シモの世話とか介護は皆無グッ
ナイスお父さんグッ

って

そんな内縁の妻からかかって来た電話
てっきりうちの父に何かあったのかキョロキョロ
お客さま対応が終わり次第
ドキドキしながら折電をしても
内縁の妻には繋がらないアセアセ
父は大丈夫なのか

ダメ元で父に電話をすると繋がる
声には覇気がないけど生きている
ショボーンあーよかった

ショボーン「〇〇さんから電話来たから
てっきりお父さんに何かあったと思った」

父が言うには
「なんかあったのは〇〇の方なんや」
「〇〇から電話なんてかかるはずはない」
「今、もう意識がないから」

ショボーン

先日、父が家に立ち寄った際に
そういえば内縁の妻とその母親90代
の老老介護で大変だとぼやいていた。
〇〇さんが大病したと聞いたはずが
うちの夫婦の危機真っ只中に訪ねて
きてくれたから、話半分で聞き流してた。

じゃ、内縁の妻のスマホから誰が
私に電話してきたのか?
内縁の妻の身内の方のようでした。
最期に内縁の妻さんとは話出来なくて
残念だけど

私から父を奪い取ったくせに
うちの父を置いて先に逝くなよもやもや
父はまだ元気だけど、突然
降って沸いた話
自分の大好きなお父さんに
さっきショートメールしときました。

「大好きなお父さん
私に出来る事があればいつでも連絡ください
大変な時ですが、私を頼って下さい」

合掌🙏