77.旧余目町払田の松と梵天塚古墳 | シャンティのやっぱり気まぐれブログ

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目指すは癒やしの案内人(o^^o)

こんばんは爆笑

大変ご無沙汰しておりました…

久しぶりに庄内100精霊シリーズを再開させて頂きますウインク

現在は、庄内町(旧余目町)の精霊を御案内中でした…

宮曽根から響ホール方面へ向かい払田地区に…

払田地区には、余目を代表する名木〝地蔵の松〟が聳えていますダウンダウンダウンダウン



アップアップアップ払田の地蔵の松(県指定天然記念物)
→樹齢推定370年とされる貫禄のある松おねがい





アップアップアップ地蔵の松の案内板

→この松は、源平合戦後(平家側)でこの地出羽に逃れて来た池田侯一族が鳥海山麓→余目福原→そして払田と転々とし、現地を〝払田〟と名付け、その頃にこの松が植えられとされる。
 後に酒井侯が入部し、この松を所望した為、藩邸に移植。
 しかし、この松が夜な夜な女の泣き声を発する為気味が悪くなり六面地蔵を添えて再び払田の地に植え戻されたと伝わる。
 その為、この松は〝地蔵の松〟と呼ばれる。

中に入ってみると…下矢印下矢印下矢印



アップアップアップあちこちに幹を伸ばしている



アップアップアップ雪の重さや強風のせいかわかりませんが、横に広がる立派な松ですニコニコ

 松の前にはお地蔵様が祀られておりますダウンダウンダウン


アップアップアップ六面地蔵(六道それぞれにお地蔵様がいらっしゃるので六面かと思われます)

※庄内地域有数の名木です爆笑

ちなみにこれまでの〝松の木〟振り返りダウンダウンダウン


アップアップアップ左上より広野福岡の山神と一本松、十五軒公園の松、新堀慶全寺の松、中央上が松山心光寺の松、下が乗慶寺の松、右上が酒田市妙法寺の松、右下が余目廿六木の松。

それぞれ、全く違った趣の松ですが、払田の地蔵の松は中でも貫禄のある松です照れ


さて、払田地区のお隣梵天塚には古墳があり、道標の様に大木が聳えているのでそちらもご紹介ウインク

下矢印下矢印下矢印梵天塚古墳



アップアップアップ梵天塚古墳は、11世紀頃のものと推定され、旧余目町の指定文化財となっており、道路ができる前はもっと広い面積の古墳だったそうです。
ハッキリした詳細はわかりませんが、地域では湯殿山行者の入定塚伝承(行者由来の正直山という名称)と呼ばれているそうです。


 そんな遺跡の位置を示すかの様に聳える松は、巨木とは言えないものの何か不思議な雰囲気漂う大木ですニコニコ
 よく誰かのお墓である事を示す為に木が植えられたり、ここ庄内地域ではありえるのが上記の伝承の通り湯殿山行者の入定塚説など考えられます。

 住宅街の中にポツンとあるのでなかなかゆっくり見物するのをためらいがちになりますが、何か引き寄せられる魅力的な景観です!!